UnityやUnreal Engine、Godotなどで使用できるサウンド機能拡張ミドルウェア「ADX」のオフィシャル勉強会が開催れます。同ツール開発元の株式会社CRI・ミドルウェアが主催です。
1枠10分のライトニングトークです。ADXとインディー向けの無償版であるADX LEどちらの発表でもOKで、内容もサウンド / プログラムどちらでも構わないということです。
<発表例>
・コンテンツへのADXの組み込み事例
・CRI Atom Craftでのサウンド実装テクニック紹介
・収録したデータをゲームで鳴らしてみる
Unity / Unreal Engine / Godotなどのゲーム開発においてサウンド演出を強化したいと考える方は、この機会にぜひ一度ADXに触れてみてはいかがでしょうか。
日程:2024年12月20日(金)18:30 ~ 20:30 (その後、懇親会を予定しています)
開催場所:渋谷区文化総合センター 大和田 学習室1(東京都渋谷区桜丘町23-21)
参加費:無料
申込締切:2024年12月18日(水)(先着順、定員になり次第締め切り)
主催:株式会社CRI・ミドルウェア
申込:connpassより申込できます。
※本会のライブ配信はありません。アーカイブの公開は検討中です。
GameMaker の Meetup イベントが日本で開催されることになりました。
日時:12月4日水曜日 20:00~
場所:HVEN(東京都目黒区上目黒1丁目6−10 中目黒高架下)
申込:フォームから
費用:入場無料
締切:11月25日
GameMaker を使用したゲーム開発者、ユーザーや専門家が集まり、コミュニケーションすることが目的です。コミュニティイベントですが、主催にYoYoGamesに勤務するMarco氏が加わっています。GameMaker を使用しているインディー開発者は作品を発表し、熱心なゲーマーと交流するチャンスです。チームでの参加の場合、最大3名になりますのでご注意ください。作品を発表したい場合は、プレイ可能なデモかプレゼンテーション資料が必要です。
20時00分:開場
21時00分:インディー デベロッパーのプレゼンテーション (チーム毎 5 分)
22時00分:アフターパーティー
26時00分:イベント終了
技術交流といった堅いものではなく、ゲームを通じて交流しよう、というのが主な目的になりそうです。開始時間帯が遅いため遠方の方は難しいかもしれませんが、GameMaker を利用している開発者の方は参加をぜひご検討ください。
集英社は、ゲームデベロッパーとパブリッシャーを繋ぐピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」のベータ版の期間延長を発表しました。開発者はゲームの情報登録について引き続き無料で利用できます。
クリエイターやデベロッパーが生み出したゲーム企画と、パブリッシャーとのマッチングをサポートするサービスです。より多くのゲームが国内外の市場に進出することを目的としています。サービスの紹介ページはこちらです。集英社が運営し、集英社DeNAプロジェクツと集英社ゲームズが協力しています。
Game Pitch Base において開発者(デベロッパー)はピッチを1年間公開できます。パブリッシャー側は公開されているピッチをチェックし、気になった開発者に連絡をすることができます。ピッチを公開するにあたり1タイトル当たり6000円の登録料が必要ですが、ベータ版の間は無料です。
集英社は、Game Pitch Baseの期間延長について以下のように紹介しています。
いつも「Game Pitch Base」をご利用いただきありがとうございます。 2024/12/20 に終了を予定しておりましたベータ版ですが、現時点ではまだサービスの価値を多くの方へ知っていただくに至っていないため、期間の延長を決定いたしました。
ベータ版の終了日は、現時点では未定となります。 終了日が確定いたしましたら、事前にサイト内のお知らせ等でご連絡いたします。 それまでは引き続き、デベロッパー様もパブリッシャー様も無料でご利用いただけます。
今後も皆さまが利用しやすいサービスを目指して改善を行ってまいります。 引き続き「Game Pitch Base」をよろしくお願いいたします。
https://game-pitch-base.camp/announcements
集英社はこれまでクリエイター同士の繋がりを促進するゲームクリエイターズCAMPの運営や、Game Pitch Base 運営ディレクターの堀切 舜哉氏がゲーム企画についてアドバイスを行う企画メンターシップを行うなど、インディーの活躍をサポートする事業を展開を展開しています。
まだパブリッシャーが決まっていないタイトルをお持ちの方は、今なら無料の Game Pitch Base の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ゲームエンジン Godot に関するLT発表会・交流会「Godot Meetup Tokyo Vol.3」が11月28日(木)19時から開催されます。会場は渋谷のスクランブルスクエア 40F、株式会社ディー・エヌ・エーのイベントブースです。主催は Godot Japan User Community です。
https://godot-jp.connpass.com/event/332052/
本勉強会では、オープンソースのゲームエンジンGodotについて学び合い、交流を深めることを目的としています。Godot に関心があればどなたでも参加歓迎です。
Vol.3 では「アート・ビジュアル分野」をメインテーマとした LT発表が 4つ予定されています。詳細は申込ページから確認できるので、チェックしてください。
また、Vol.3 では Godot を利用した作品の作品展示会も実施されます。現在開発中またはリリース済み・リリース予定の作品を参加者が試遊できるスペースが10枠用意されているそうです。
勉強会は Godot に興味がある方ならどなたでも参加OK です。昨年からのゲームエンジン勢力の大幅な変化により、日本でもユーザーが徐々に増えているGodot。新しい開発環境にチャレンジするタイミングにぴったりです。本WEBサイトの関連情報をまとめてチェックできる Godotタグ も是非ご覧ください。
11/30開催の開発者向けカンファレンス「Indie Developers Conference 2024」について、第一弾の登壇者・スポンサーが公開されました。
日時:2024年11月30日 10:00-19:00 開催予定
場所:AP新橋 3F 港区新橋1丁目12-9
主催者:IDC実行委員会(株式会社ヘッドハイ、株式会社アクティブゲーミングメディア、株式会社産経デジタル)
受講パス前売り:¥3,400
当日:¥4,400
アーカイブ動画視聴のみ:¥2,400
※チケット販売については近日販売予定
「Indie Developer Conference 2024」セッション登壇者の第一弾発表として、6名が公開されました。
『未解決事件は終わらせないといけないから』ポストモーテム / Somi
8番出口開発振り返り 短編ゲームを作るには/ KOTAKE CREATE コタケ
BitSummit Award 朱色賞<大賞>を獲得するまでの道のり(仮)/ ワンダーランドカザキリ 譽田 潔
ゲームに関する著作権と特許権の基礎知識(仮)/ シティライツ法律事務所 弁護士 前野孝太朗
ひとりで7年ゲームを作ってきた開発者の生存術 / 合同会社ZIMA じぃーま
[PRセッション] Xboxでゲームをリリースするには、どうしたらいいの? / 日本マイクロソフト株式会社 ID@Xbox Regional Lead- Japan 村山 功
今年の開催テーマは「インディーゲームが作品であり続けるために」とあります。本イベントはオリジナルのインディーゲーム作品をつくる開発者をサポートするスポンサーとして、任天堂、マイクロソフト、Cygames、PLAYISM、講談社、Unity、VIPOが参加しています。スポンサー企業は今後も追加で発表される予定です。
また、インディー開発者がサポートする「ノブレス・オブリージュ」枠スポンサーも新設され、えーでるわいす、TECOPARK、株式会社マホロベースが加わっています。
本イベントへのスポンサーは10月21日まで募集中です。ゲームツール、パブリッシャー企業のスポンサーにはPRセッションや展示ブースが利用できるプランが用意されています。お問い合わせフォームからお申し込みください。
Gotcha Gotcha Gamesが開発中のゲーム開発ツール「ACTION GAME MAKER」は、Steamにおける プロデューサーレター#3にて、家庭用ゲーム機への移植について報告しました。その中で、本ツールで作られたゲームの家庭用ゲーム機移植において、クリエイターはパブリッシャーを自由に選べることが示唆されました。なお、今回の発表は決定事項ではなく、変更や中止となる可能性があるとのことです。
「Maker(ツクール)」シリーズの最新作です。ACTION GAME MAKER では 2Dアクションゲームをプログラミングの知識なしで作ることができます。また、今作はベースエンジンとして Godot Engine が採用されています。
家庭用ゲーム機への移植については、以下のように告知されています。
W4 GamesはGodot用プロジェクトをNintendo Switch
、Xbox Series X|S
、およびPlayStation®5向けに移植するためのミドルウェア「W4 Consoles」をリリースする予定です。ACTION GAME MAKERはこのミドルウェアを組み込むことで、コンソールへのポーティングを目指します。前述の通り、まだ確定事項ではありませんが、おそらく皆さんが疑問に思われるであろう点について、以下に回答いたします。
・いつから利用できますか?
ACTION GAME MAKERもまだ開発中であり、W4 Consolesの組み込みに向けた検証も必要です。そのため、2025年のリリース直後ではなく、2026年中の提供を目指しています。・3つのプラットフォームすべてに対応しますか?
https://store.steampowered.com/news/app/2987180/view/4687773573366304993?l=japanese
現時点では未定です。対応するにはポーティングの技術的な検証が必要であり、各プラットフォームの独自操作に対応するためのヴィジュアルスクリプトの開発も必要となります。正式な対応プラットフォームについては決まり次第発表とさせていただきますのでいましばらくお待ち下さい。
本ツールの前バージョンにあたる「アクションゲームツクールMV」では、Nintendo Switchへの移植機能利用には、 Gotcha Gotcha Games とのパブリッシング契約が必須でした。Gotcha Gotcha Gamesと契約できなかった場合は、Switch版をリリースすることができなかった状態にありました。この状況から一転して、新しいツールからは自由なパブリッシャーの選択が可能となります。以下のように言及されています。
・ポーティング機能の利用には、Gotcha Gotcha Gamesとのパブリッシング契約が必須ですか ?
https://store.steampowered.com/news/app/2987180/view/4687773573366304993?l=japanese
必須ではありません。制作されたゲームをパブリッシュする場合、制作者自身がパブリッシャーとなることも、他のパブリッシャーを利用することも可能です。前作「アクションゲームツクールMV」では専用の開発環境や民生機でのテストプレイ機能といった特殊な機能があり、Gotcha Gotcha Gamesとのパブリッシング契約が必要でしたが、本作には含まれないためです。ただし、ポーティング機能のご利用にあたっては各プラットフォームとの開発者契約をご自身で行って頂いた上で、Gotcha Gotcha Gamesに利用申請の手続きをしていただく必要がございます。これは、他のコンソールポーティング機能を持つゲーム制作エンジンと同様の形式となります。
プロデューサーレターでは Gotcha Gotcha Games と W4 Games の協力関係についても案内されています。また 2024年9月26日(木) から 29日(日)の4日間、千葉県の幕張メッセにて開催されるゲームイベント「東京ゲームショウ2024」のGotcha Gotcha Gamesブース(Hall9 インディーゲームエリア09-W50)にて、取り組みに基づいた「Godot Engine Supported by W4 Games」の出展も予定されています。
ACTION GAME MAKERは Steam にて販売が予定されています。家庭用ゲーム機への移植においてパブリッシャーが自由に選択できるようになったことにより、開発者のチャンスが広がりました。また、各社のゲーム販売系コンテストや、パブリッシャーを見つけるためのインキュベーションプログラムなどにもACTION GAME MAKERで開発したゲームで申し込むことができるようになると考えられます。
アクションゲームの開発に興味がある開発者は、ぜひ本ツールの情報を追ってみてはいかがでしょうか。
コンテンツの海外展開事業をサポートするジェトロ(独立行政法人日本貿易振興機構)が、Steamの日本特集ページ「GDC2025 – MADE IN JAPAN COLLECTION」の申込期限を2024年10月4日まで延長しました。
Steamの特集ページのほか、3つのサポート事業が実施されます。
申込は公式ページより実施。フォームでの申し込み時に希望する展示会をチェックすること。
次のすべての条件を満たす必要があります。
2024年10月04日(金曜) 17時00分
各展示会への申し込み方法や、実際に展示することになった場合の流れは、公式ページをご確認ください。Steam特集ページについてはセールに参加させてもらえるサービスです。既に販売できるゲームをお持ちの方はぜひご検討ください。
ボーンデジタルは「レベルデザインの教科書 ― An Architectural Approach to Level Design 2nd Edition 日本語版(仮)」2025年3月29日に発売すると発表しました。本書は2015年刊行『ゲームデザイナーのための空間設計』改訂第2版の邦訳になります。
本書の内容は以下の通りです。
・現代のレベルデザインの慣習、手法、ツールに関するケーススタディ
・歴史的建造物の考察から優れたレベルデザインについて学ぶ
・空間を使用してプレイヤーの感情を導いたり、引き出したりする方法
・現実世界に影響を与える目的で作られた空間デザインの考察
・ストーリーの伝達、アクションの促進、交流を推進する空間作成Chapter1 建造物からレベルデザインを学ぶ準備
https://www.amazon.co.jp/dp/4862466060
Chapter2 レベルデザイナーのための描画テクニック
Chapter3 レベルデザインのワークフロー
Chapter4 基本的なゲーム空間の種類
Chapter5 環境アートによるコミュニケーション
Chapter6 危険な建築でエキサイティングなレベルを作る
Chapter7 ゲーム空間における報酬
Chapter8 レベル1-1 チュートリアルレベル【NEW】
Chapter9 ゲーム空間におけるストーリーテリング
Chapter10 インタラクティブ空間とワールドデザイン
Chapter11 プロシージャルに生成されたレベルを扱う【NEW】
Chapter12 プレイヤーの交流を生み出すレベルデザイン
Chapter13 レベルデザインにおけるサウンド、音楽、リズム
レベルデザインとは? という疑問について、元祖ともいえる書籍から学習できます。
第1版はプレミアがつくほど入手困難になっていましたが、今回待望の改訂版出版となりました。ゲームを作った経験がある方も、これからという方も、手に取ってみてはいかがでしょうか。
The Draknek New Voices はパズルゲーム専門の補助金+メンタリング制度(1年間)のサポートが受けられる Draknek New Voices Puzzle Grant の発表をしました。
パズルゲームの開発者を対象に、現在まだ投資を受けていない、またはその他の支援プログラムなどのサポートを受けていないクリエイターを支援することを目的としたサービスです。2022年は12作品が選抜されました。
Draknek New Voices Puzzle Grant では、それぞれ 15,000ドルの補助金6件分を用意しているそうです。また、2025 年までメンタリングの提供するほか、アドバイスやフィードバックを提供する業界の専門家による支援コミュニティも準備されています。開発者の所有物になります。また制作したものを販売しても、無料で公開しても問題ありません。
応募資格はいくつかありますが、「母国語を英語にしていない」開発者が対象という条件があるため、日本語話者のパズルゲーム開発者はほとんど当てはまるのではないかと思います。居住地域は問われません。その他の資格は公式サイトをご覧ください。
応募の締め切りは、2024年10月7日月曜日23時59分(太平洋標準時)です。
筆者(せきやdn)もアクションパズルを作った経験がありますが、どうしても地味になりがちで、訴求力が低いなと感じることもありました。本プログラムの補助金は開発に関係することなら使用できるので、グラフィックなどの向上に使い、またメンター制度を活用してゲームのブラッシュアップに活用できそうです。パズルゲーム開発中の方はぜひご検討ください。
Steamストア公開に必要なバナー画像のテンプレートと仕様が、大きいサイズに更新されました。 新しい画像サイズは高解像度のモニターやデバイスを使用するユーザーに向けてきれいに表示されるということです。
従来のテンプレートからおおよそ2倍のサイズになりました。主なサイズが変更されるグラフィックアセットは下記のとおりです
ヘッダーカプセル | 必須 | 920px x 430px ゲームロゴとアートワークのみ。詳細を表示 |
小型カプセル | 必須 | 462px x 174px ゲームロゴとアートワークのみ。詳細を表示 |
メインカプセル | 必須 | 1232px x 706px ゲームロゴとアートワークのみ。詳細を表示 |
垂直カプセル | 必須 | 748px x 896px ゲームロゴとアートワークのみ。詳細を表示 |
スクリーンショット | 必須 | 1920px x 1080px または他の 16:9 の比率のものが望ましい。 全サイズに対応。 詳細を表示 |
ページ背景 | 任意 | 1438px x 810px |
最新のpsdテンプレートは、Steamグラフィックアセットテンプレートから入手できます。
最新の仕様は、グラフィックアセット-概要のドキュメントを参照してください。
なお、11月初日までは、以前のサイズのアセットのアップロードを引き続き受け付けるということです。 11月2日からは、新しいテンプレートに完全に移行し、小さいサイズのアップロードの受け付けは停止されます。
リリース済み製品についてのグラフィック更新は、任意になります。
Q. 過去のリリースのアセットを更新する必要がありますか?
https://store.steampowered.com/news/group/4145017/view/4354502761457447460
A. 過去のリリースに対して高解像度アセットをアップロードすることは可能ですが、必須ではありません。 過去にアップロードされたカプセルは引き続きサポートする予定です。
任意ではあるものの、もし余裕があれば新しいグラフィックアセットを用意して、高解像度モニターでもキレイに見えるようにしていくことをおすすめします。