インディーゲーム開発者育成プログラム「iGi」来年4月からの2期生を募集開始、応募は2/28まで。
インディーゲーム開発者に対して技術・アート・ビジネスのメンタリングを提供する「iGi indie Game incubator」が、来年第二期を実施。その参加チームを募集開始しました。
iGi indie Game incubatorはインディーゲーム専門のインキュベーションプログラムです。毎週3~4コマの講義形式によるセッションにより、ゲーム作品の技術的側面、制作管理、ならびに販売におけるビジネス面をテーマとした講義形式のセッションをメンターにより実施します。
作品のルックを向上させるテクニックや、ローカライズフレンドリーなワークフロー、パブリッシャーとの交渉ポイントなど、さまざまな側面でレクチャーします。最終的に、英語でのピッチ(作品のパブリッシャー向けプレゼンテーション)ができるように訓練し、パブリッシャーや投資家の獲得を目指します。
第2期においては、第1期生に大好評だった国内外の専門家による約400時間に及ぶメンタリングは引き続き提供されると共に、更に新しい試みとして下記の通り開発資金援助を必要とするチームへは資金援助を行うなど、ニーズに答えた募集枠を設定することにより、インディーゲームディベロッパーに対してより細かな支援を提供していきます。
【募集枠】
1:自分でPC(Steam)での販売、またはその他プラットフォームでセルフパブリッシングを予定している方2:パブリッシャーや投資家獲得に向けた、完成度の高いプロトタイプ開発のための資金援助をご希望の方
3:ゲームのライブ配信にご協力頂ける方
4:学生の方
5:いずれにも該当しない方、又はどれを選んでよいのか分からない方
【応募資格】
・コアとなるメンバーが18歳以上、日本在住の日本語話者であること・デモまたはバーティカルスライスが動作すること(企画書のみは不可)
・パブリッシャーと契約書を交わしていない事(交渉中、は可能)
・週4時間程度のトレーニングに参加できること
・英語能力不問(ただしプログラム内では、英語プレゼンの訓練があります(カンペ読み 可))
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000081329.html
プログラムの参加者は、『天穂のサクナヒメ』開発のえーでるわいす、『カニノケンカ』開発のカラッパゲームズ、そして海外のインディーゲーム開発者からのメンタリングを受けることができます。また、Valve、Epic Games、Unity、NVIDIA、PlayStation、Xboxといったさまざまなゲーム開発ツール、ストア、プラットフォームがスポンサードを行っており、Valveから直接Steamのストアについてのレクチャーを受けたり、家庭用ゲーム機展開に向けてのアドバイスをプラットフォーム担当者から聞くことができます。他にも、ゲームローカライズの専門家やゲームメディアの編集者、コミュニティマネジメント担当者、税務や法務など、インディーゲームの成功に必要な各分野の専門家がメンターとして在籍しています。(IndieGamesJp.devの運営会社である株式会社ヘッドハイも、本プログラムのアドバイザーとして支援しております。)
iGiメンター一覧
https://igi.dev/mentors.html
プログラム参加のチームはパブリッシャーを自ら選択
本プログラムの主催は株式会社マーベラスですが、同社が応募作品をパブリッシングするものではありません。参加チームは半年間のメンタリング機関の最終日に、マーベラスを含む国内外の様々なパブリッシャーに自作品のプレゼンを行い、開発者自らがパブリッシャーの獲得を行います。また、この期間中にゲームが完成する必要はなく、期間終了後もピッチを各自で繰り返し行い、より良いパートナー探しを実施できます。実際に、11月26日には第一期生の5チームによるピッチ(パブリッシャー向け作品プレゼンテーション)が実施されました。そのビデオがYouTubeで公開されいてます。
株式会社マーベラスは参加チームの作品パブリッシングに関して「優先交渉権」を持ちますが、あくまで交渉権であり、最終的なパブリッシャーは参加チームが決めます。
iGi第二期の応募には作品のプロトタイプやゲームを説明するドキュメントなど、いくつかのデータ提出が必要です。締め切りは2022年2月28日です。