GameMaker Studioをさらに使いやすくする拡張機能「GMLive」紹介。開発の大幅な短縮を見込める機能

「GameMaker Studio」シリーズをさらに使いやすくする拡張機能「GMLive」がitch.ioにて公開中です

GMLiveとは、「GameMaker Studio」シリーズにライブコーディング、ならびにインタラクティブプログラミングを導入する拡張機能です。販売価格は29.95ドル。日本円でおよそ3000円弱となっています。

それなりの価格ですが、すでに利用している方のレポートでは「ビデオゲームの開発期間を大幅に短縮できる」と大きな効果を見込めるようです。

開発をスムーズにするGMLiveの機能とは?

GMLiveを使用したレポートを2dgames_jp氏がQiitaにて掲載しています。おおまかに内容をまとめると、「リアルタイムでコードを変更しながら、実機での確認をしやすくなる」模様です。

通常の開発ではスクリプトやイベントを変更・保存したときに、再コンパイルし、再起動することで実装した結果を確認するのですが、GMLiveではその必要が無く、ゲームの途中で変更・保存した結果を読み込んでくれるといいます。

さらにプラットフォームごとの実機確認をしながら仕様変更も可能。ブラウザ、モバイルデバイス、またはコンソールでゲームを実行しているときに、リモートでコードを書き替えて確認できる優れた機能を持っています。

仕様変更したあと、実機確認するプロセスのわずらわしさを大幅に削減できることが見込まれ、とりわけコンパイル時間の長いゲームやプラットフォームでは大きな効果を発揮するようです。

レポートにはGMLiveの導入方法なども説明されており、興味を持ったクリエイターがスムーズに使えるよう情報がまとめられています。

現在、GameMaker Studio2の日本語化プロジェクトも進行中。プロジェクトにはGMLiveのレポートを書いた2dgames_jp氏も参加しています。国内でGameMakerを使ったビデオゲーム開発が活発になる環境が揃ってきているといえるでしょう。

公式サイト:GMLive

GMLiveのレポートはこちら

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です