日本ゲーム文化振興財団、「ゲームクリエイター助成制度」募集開始。最高200万円まで支給。

一般財団法人日本ゲーム文化振興財団が、若手ゲームクリエイターを対象にした助成金制度を開始しています。募集期間は毎年12月1日~1月31日です。

http://japangame.org/support/

日本ゲーム文化振興財団は先月設立された財団法人で、岡本吉起さん(現:株式会社オカキチ)が代表理事を勤められています。

この法人が若手ゲームクリエイターの創作活動に対して助成することを目的として制定した「ゲームクリエイター助成制度」に基づき、当該活動を奨励することによって、ゲーム文化の振興に寄与しようとするものです。

2年以上の活動実績があることと募集時点で35才以下であることが主な制限で、プラットフォーム・ジャンルを問わないということでかなり幅広い層のクリエイターが対象になりそうです。
また要綱を読む限り、法人か個人事業主かの区別はない模様です。

ただし、応募書類の「助成申請書」には

<助成の対象となる経費について>
・PC やソフトウェアなどの消耗品ではない機材・物品の購入は認められません。
(必要な場合はレンタルでの使用もしくは自己資金での調達としてください)
・応募者自身(グループの場合はグループ全員)及び応募者と生計を一とする者への人件費は認められ
ません(補助スタッフ等への人件費を除く)。

とありますので、開発用PCやコンソールゲームの開発機の購入、クリエイターが完成まで食いつなぐ給料にしたりはできないようです…。
おそらく国内外の展示会出展費用や、楽曲やボイス・CGデータ等の外注費用が主だった目的になりそうです。

読む限りではCEROの審査費用にも使えそうです。(ここが日本のインディーにとって一番負担の大きい部分ですので。)
個人的にはコンソールゲーム開発機の購入費用に一番当てたかったのですが…。10万円以下の機材なら消耗品扱いで行けそうですね。

本件については、他媒体等で追って詳細をレポートしたいと考えています。

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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