パブリッシャー「Inner Pocket」設立。独自の世界感を軸にしたシングルプレイゲームへ最大1,200万円程度の資金提供を実施

Critical Reflex、Gaijin Entertainment、Nozomu Gamesでの経験を持つメンバーが、インディーゲームパブリッシャー兼キュレーションプロジェクト「Inner Pocket」を設立しました。同社は、ミステリー・発見・物語の要素が強い、独自の世界を軸にしたシングルプレイ作品を「curiosity games」と位置付け、パブリッシングと作品紹介の両面から扱う方針です。30分程度から数時間で完結する小規模な作品に関心があるそうです。対象を単一のジャンルやメカニクスに限定せず、未知の世界を探索する作品、秘密を解くゲーム、推理ゲーム、新しい操作やルールを試すゲーム、物語性のある作品などを例に挙げています。
小規模作品を対象にした資金支援
支援の形は二つあります。一つは、ほぼ完成したゲームをSteamで発売するために、仕上げ、調整、リリース準備を支えるラストマイル投資です。もう一つは、小規模なプロトタイプ、ゲームジャム作品、itch.ioで公開したアイデアを、完成作へつなげる支援です。公式サイトでは、契約する案件の多くが7万5,000米ドル(役1,200万円)未満の資金を必要とする見込みとしています。
プロジェクトの段階に応じて、ポジショニングと市場投入戦略、Steamストアページの設定・最適化、プレスキット、動画配信者へのアプローチ、トレーラー、有料マーケティング、ローカライズ、機能QA、リリース準備、プラットフォームとの関係構築、ポーティングなどを支援候補として示しています。
またInner Pocketは、自社がパブリッシングしない作品を紹介するキュレーションプロジェクトを並行して進めています。作品を発売することで同レーベルを知るプレイヤーと、推薦作品から訪れるプレイヤーの接点をつくり、特定の作風を好む層との関係を築く狙いです。
公式サイトでは初期ラインアップとして、Nozomu Gamesの『Burn With Me』、Justcamhの『Nonolith』、Hardlane Studioの『Outcast Tales』、jamwitchの『The Archives of Trevosa』の4作品を掲載しています。
独自の世界観やミステリー、発見が中心のゲームを開発している方は、パブリッシング相談先の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。





