ゲームメディアIGN JAPANがオンラインラインイベント「INDIE GAME WEEK」を10月末に開催決定。参加希望のクリエイターを募集中
ゲームメディアIGN JAPANが、インディーゲームを取り扱ったオンラインイベント「INDIE GAME WEEK」の開催を発表しました。開催の日程は10月25日から31日を予定しています。現在、インディークリエイターへイベント参加を募集しています。
本イベントの特徴として、「他のオンラインイベントと異なり、動画配信によるアナウンスやゲーム実況がメインではなく、インディーゲーム好きのライターによるプレビューがメイン」だと説明しています。
イベントの開催場所はIGN JAPANの公式サイトのほか、Youtube公式チャンネルを予定。主にゲームのプレビューや、動画の公開を行っていくほか、最終日の31日にはアワードも用意しています。
イベント開催の意図
今回のイベントを開催した理由として、現在の新作発表イベントの状況において「埋もれやすいのがインディーゲーム」だと公式発表にて説明しています。
「新型コロナウイルスの影響により、今年はほとんどのオフラインイベントが延期やキャンセルとなり、オンラインイベントのかたちに置き換えられている」状況ですが、そのなかでインディーゲームがフィーチャーされにくい問題について触れています。
「従来のオフラインイベントでは、会場に来たお客さんが偶然にインディーゲームをプレイして、作品を知るということも多かった」と語るとおり、いまの状況ではイベント会場を歩き回る中で、面白そうだと思ったタイトルに触れる経験が削られてしまっています。
特に、初のオンラインイベントとなった東京ゲームショウ2020はその問題が強く出てしまっていました。例年ではインディーゲームブースを訪れることで、こころゆくまで様々なタイトルをチェックすることができましたが、今回はインディーゲームを探すことが困難な構成になってしまっており、プロモーションの効果も薄い結果に終わっていました。
日本国内のイベントにおいて、今年はインディーゲームをお披露目する機会が削られています。上半期にBit Summit Gaidenがオンラインで行われたものの、下半期に開催を予定していた「TOKYO SANDBOX 2020」が開催中止を発表。「デジゲー博2020」は11月29日に開催となりますが、感染拡大防止策によりブース間の間隔確保のため数が限定されるなど、露出の機会が減少している状況でした。
その穴を、「INDIE Live Expo」や、「asobu INDIE SHOWCASE」など新興のオンラインイベントが埋めていく形でした。下半期では「INDIE GAME WEEK」がその役割となる模様です。現在、イベントではクリエイターを募っており、自作をアピールしたい方は以下のフォームから参加がおすすめです。