プライバシーを守りながらAndroidアプリの年齢認証を実施する「Google Play Age Signals API」の正式提供が開始、日本でも年内に施行

Google Playにおいて、年齢に適したコンテンツをユーザーに提供するための「Google Play Age Signals API」がすべてのデベロッパー向けに展開されることが発表されました。このAPIは、保護者が管理する子どもや成人の年齢層情報を取得し、アプリ内のコンテンツや設定を年齢に応じて調整できるようにするものです。現在ブラジルで提供されているこの機能は、8月中旬までにオーストラリアとカナダへ拡大し、今年中には全世界に展開される予定です。

テスト環境が提供済み、Unityプラグインも有志が開発中

Play Age Signals APIを利用することで、保護者が「Google ファミリー リンク」アプリを通じて子どもの年齢層(13~15歳、16~17歳など)を共有している場合、そのシグナルを受け取ることができます。デベロッパーは、取得したシグナルをもとに適切な保護機能を適用することが可能です。

APIの導入に向けたテスト環境も用意されており、FakeAgeSignalsManagerを使用することで、単体テストや統合テストを実施できます。「ユーザーが年齢を共有している場合」「共有していない場合」「成人であることが確認済みの場合」など、さまざまなレスポンスタイプをシミュレートすることが可能です。

各APIはAndroidネイティブ向けのSDKとして提供されていますが、Unity開発者向けにも対応が進められています。コミュニティからは、APIのUnityラッパーである「unity-play-age-signals」がGitHubで公開されています。これは、Unityプロジェクト内でAge Signals APIを呼び出すための非公式パッケージであり、成功時やエラー時のコールバック処理を実装できます。

また、Unityフォーラムのディスカッションでは、Voxel Bustersが提供する無料アセット「Essential Kit Lite」のUtilityモジュールに、この機能が組み込まれることが報告されています。すでにAndroid向けの実装が完了しており、Asset Storeからダウンロードして利用できる状態になっています。このアセットを利用することで、iOSとAndroidの両プラットフォームにおいて、年齢コンプライアンス情報の取得を単一のAPIで処理できるようになります。

今後、年齢に応じたコンテンツの出し分けが求められるケースが増えることが予想されます。対応が必要なアプリを開発している方は、これらのAPIやアセットの導入を検討してみてください。

Google Play Age Signals APIの詳細についてはこちら

unity-play-age-signalsのリポジトリはこちら

Essential Kit Liteのアセットページはこちら

igjd

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