Robloxゲームが単体アプリ・ブラウザ向けビルドに対応、「Roblox Everywhere」発表

Robloxは2026年9月11日、カンファレンスイベント「Roblox Developers Conference(RDC)」で、ゲームをRobloxメタバース外へ展開する構想「Roblox Everywhere」を発表しました。開発者は今後、Robloxの技術とサービスを利用しながら、モバイル、PC、コンソール向けの単独のアプリとしてゲームを提供できるようになる予定です。開発者向けフォーラムでは提供時期を2026年後半としており、プラットフォームやストアごとの公開条件など、実装・配信に関する詳細は今後案内される見込みです。

メタバース内に限定されていたコンテンツが単独アプリ化可能に

これまでRobloxで公開したゲームは、基本的にRobloxアプリを入口としてプレイされてきました。Roblox Everywhereでは、ゲームごとの単独アプリ配信が選択肢に加わります。既存のRobloxアプリを利用しているプレイヤーとのクロスプレイが初期設定で有効になる予定で、単独アプリを選んだ場合も、既存のプレイヤー基盤と接続したマルチプレイの設計を検討できることになります。加えて、2026年末までにChromeでのブラウザゲームにも対応する予定で、アプリのインストールなしでゲームを開始できるようになります。

ただし、単独アプリの配信先ストア、各プラットフォームの審査や年齢レーティングへの対応、Robuxを用いた収益化の扱いなどは今回の発表では明らかになっていません。SteamやiOSストアで配信可能になるかどうかは未定です。

Robloxは巨大な市場を築いていますが、ゲームがメタバース内経済圏に縛られ、プラットフォームや決済も単一に固定されている為、ゲーム開発者としては選択肢に入りにくい状況にありました。ゲームがBANされてしまった場合に別のストアで配信する、といった手段が取れないことも問題でした(その観点から、当サイトIndieGamesJp.devでもメタバースに関する情報は積極的に発信していませんでした)。Roblox Everywhereによってこの状況が変わり、開発したゲームの販売がPCやスマートフォンでも自由に実施できるようになれば、開発環境のひとつとして見ることができます。ゲームの配信条件に関する続報が気になるところです。

Robloxの公式発表はこちら

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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