線を描いて効果音が作れる直感的ツール、「DSP Action」がリリース。ゲームやアニメ・映像向けに役立つ機能

Tsugi合同会社は、8月2日に効果音作成ツールDSPシリーズの最新作「DSP Action」をリリースしました。価格は4900円(税込み)。本ツールで作成した効果音はロイヤリティフリーで、追加費用なく商用プロジェクトに使用できます。

DSP Actionは、アクションシーンなどに使える効果音を、マウスやペンタブを使い、線を描くようにして直感的に生み出せるのが特徴。音楽の知識がないクリエイターでも、簡単に音を作り出せる点を魅力としています。

「グラフィック」を操作して音を作る、アーティスト向けのサウンド作りが可能に

本ツールでは、独自のプロシージャルサウンドエンジンを搭載しています。収録されているサウンドモデルは、すべて音のカスタマイズが可能であり、制作中のシーンによく合う音を手軽に作成できます。

線を引くだけではなく、サウンドジェネレーターごとに、線、図形、モザイクといった様々なグラフィックの形式によるサウンドトリガーがスケッチパッド上に配置

こうしたグラフィックの上から線を引いて、音を生み出す。

マウスやペン先がトリガーを横切るごとに、新たな音の発音や変調などが行われていく仕組みです。たとえば地形が崩れる効果音を作りたい時は、「地面」のイメージを使い、そこへ線を引くことで音を作れる模様です。

ツール内にはグラフィック生成アルゴリズムが搭載されており、ユーザー自身がパラメーターを変更できます。グラフィックの「密度」「向き」「サイズ」「位置」といった配置を変更することで、多様な効果音作りができるようになっています。

「DSP Action」は、サウンドツールの中でも「線を引く」というインタラクションや、グラフィックを生かしたサウンド制作システムなど、徹底してクリエイターの直感したイメージに合わせた音作りができるように設計されていることがポイントです。

ゲーム開発においても非常に役立つツールとなるでしょうし、なにより触る面白さが感じられる設計も、ゲーム開発向けと言えるのではないでしょうか。

「DSP Action」公式サイト

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