UE6ではC++ゲームプレイフレームワークも廃止に、BPの削除と共にVerseへ完全一本化

UE6で大きく変わる開発基盤
現在開催中のUnreal Fest Tokyo 2026にて、Unreal Engine 5から6への移行においてBlueprintと合わせてC++を使ったゲームプレイフレームワークも廃止されることが明らかになりました。
UE6で提供される新しい仕組みとして、Entities & Components、Verse Gameplay APIsなどを示しています。UE5からはBlueprintだけでなく、C++で記述されたゲームプレイ用フレームワークも削除の対象になりました。なお、ゲームエンジン自体の改造や拡張には引き続きC++が使用可能なのか、それも異なる形になるかは明らかになっていません。
これまでのEpic Gamesの公式ロードマップでは、UE6のゲームプレイモデルをVerseへ移行する方針を示す一方、Verseから呼び出されるC++コードを扱う仕組みも説明していました。UE6の初期バージョンにBlueprintも残し、新しいフレームワークが十分に成熟した段階で非推奨にすると説明していたのですが、大きな方針転換があった模様です。
現在のUE6におけるロードマップ上の目標は、2027年末の早期アクセス開始と、その12〜18か月後の正式リリースを予定されています。開発者は今回同時に発表されたUE5.9のサイクルが終わる前にVerse環境へ移行することが必須になります。
ユーザーの学習コストやプラグインエコシステムの移行に課題
Verseへの完全以降は、開発者の学習コストが大きくかかる他、すでに提供されているフィジックスプラグインやサーバーサービスSDK、サウンドミドルウェアやDCCツール連携系のシステムなど、サードパーティツールと連携に課題があります。
UE5のゲームプレイ機能やエディターを拡張では、C++のモジュールやアセットを含むことができました。そのため、これまで多くのサードパーティプラグインがBlueprintとゲームプレイ用APIを使って開発提供されていました。
これらが全てVerse環境へ移行をすることになりますので、新しい仕組みへの対応には時間がかかりそうです。ロードマップでは移行用の変換ツールも提供予定とされているため、それらのツールが外部製プラグインをどこまで支援するかが重要になります。
Unreal Engineでゲームを開発している方は、使用中のプラグインやツールエコシステムにおいて、UE6およびVerseへの対応予定を確認してみてはいかがでしょうか。





