集英社「ゲームクリエイターズCAMP」が経験者向けコミュニティ「TEAM-UP PRO」をスタート、8/3まで募集。

株式会社集英社は、同社が運営する「ゲームクリエイターズCAMP」にて、新たなサービスとして「CAMP TEAM-UP PRO」の開始を告知しました。本サービスは、「プロ・アマ問わず一定のクリエイティブ経験をもち」「商業的な成功を目指してゲーム制作を行いたい」というクリエイター同士が集まってチームを作ることができるオンラインコミュニティとされています。
「CAMP TEAM-UP PRO」概要
一定のクリエイティブ経験をもち、商業的な成功を目指してゲーム制作を行いたいクリエイター同士がチームメンバーを募集するためのコミュニティです。「ゲームクリエイターズCAMP」内の「CAMP TEAM-UP PRO」のエントリーボタンから参加が可能です。参加者は「ディレクター」と「エンジニア・アーティスト」に分かれてチームアップを目指します。
チームアップはまずは試験的に、少数のコミュニティメンバーで開始します。応募者が多数だった場合には選考を行わせていただきますが、募集は今後も複数回にわたって継続していく予定です。「審査」「面談」「メンバー決定」「企画プレゼン」「チーム募集」の流れでチームアップを行っていきます。【応募期間】 2025/06/11(水) – 08/03(日)
※募集は今後も「第2期、第3期」と継続していく予定です。
インディーゲーム開発者の場合は「ディレクター」枠で登録を
応募フォームは「ディレクター」と「エンジニア・アーティスト」の2択であり、インディーゲーム開発プロジェクトの構成である「エンジニアが自身のタイトルのディレクター機能を持つ」場合はどのようにすべきか、IndieGamesJp.devではゲームクリエイターズCAMPへ問い合わせを行いました。
ゲームクリエイターズCAMP宣伝チームのご回答によると、本サービス上においては「自分で考えたゲームを作りたい = ディレクター」「誰かが考えたゲームの制作に加わりたい = 各職種」という名称で運用しているとのことです。そのため、インディーゲーム開発者は「ディレクター」での登録になります。エンジニアおよびアーティストとしての応募は、他事業者のゲーム作りを手伝う形態となるため、登録の際はご確認ください。
経験者のみ参加+ゲームクリエイターズCAMPによるマッチングの安全管理に期待
近年、インディーゲームの開発を目的としたチームアップの動きは活性化しています。個人開発者が比較的多かった日本においても、民間・行政のさまざまな支援が開始されたことで、インディーゲーム開発を主な活動として生活していく形態が徐々に広まっている様子です。

加えて、「インディーゲーム」というワードが注目されている昨今、ゲーム開発ができるエンジニアやアーティストを利用してお金を儲けようとする中間事業者も残念ながら時折みられるようになりました(これはゲームに限ったことではなく、ちょうど先日、ミステリ小説家の「実績を開示していない自称編集者に注意すべし」というポストが注目されたばかりです)。今回スタートした「CAMP TEAM-UP PRO」においては、これまで多くのチームアップをサポートしてきたゲームクリエイターズCAMPがバックアップすることにより、各スキルを持つ人物の身元や実績の保証が期待できます。
ゲームプロジェクトのチームアップを目指す方は、本プロジェクトに応募してみてはいかがでしょうか。