Facebookが中小ビジネス助成プログラムを発表。現在アメリカの各地域を優先して助成金を提供
Facebookは「中小ビジネス助成プログラム」を発表しました。新型コロナウィルス拡大による経済的な打撃を受け、今後の収益や組織の維持が難しくなった企業に、少額の助成金を支払うプログラムです。助成金の総額は、日本円にしておよそ108億円を用意しているとのことです。
現在、インディーゲーム関連の様々なイベントの中止が発表されているなか、開発中のゲームを広く展開させていく難しくなっている状況です。特に会社を設立し、開発にあたっているところは厳しいでしょう。
中小ビジネス助成プログラムが受けられる条件として、「2~50人の社員を雇用している」こと、「1年以上、事業を継続している」ことに加え、「新型コロナウイルスの影響によりビジネス上の困難を抱えている」ことが挙げられています。
注意すべきは、まだこのプログラムは利用可能な地域が限られていることです。助成金はいまのところ、アメリカのいくつかの州で「助成金が提供される可能性が高いようです」と提示されるまでであり、現在はっきりと助成金の応募が確定している地域はアイオワ州とノースカロライナ州、オハイオ州などわずかです。
現在、日本での助成金については「利用資格についての詳細を検討中」とのこと。メールアドレスを登録することで、今後の展望を明らかにしていく模様です。助成金の規模と、アメリカ本国が先行されている状況を見るに、やや助成金の資格を得るのは困難かもしれません。ですが法人化し、インディーゲーム開発を行っている方はチェックしてみるのもいいかもしれません。