Microsoft Store向けPCゲームパッケージの新規格「MSIXVC2」のプレビュー版が公開

マイクロソフトは、Microsoft Game Development Kit (GDK) を使用して構築されたPCゲーム向けの新しいパッケージ形式「MSIXVC2」のプレビュー版を公開しました。この新規格は、2026年4月のGDKからプレビューとして利用可能になり、同年10月のGDKで一般公開(GA)される予定です。
MSIXVC2は、PCゲームのパッケージフォーマットです。まずXboxのパッケージングツールXVCがあり、PCのMicrosoft Store用にしたMSIXVCという規格が作られ、その次世代版という位置づけです。ハードウェアとしてのXboxの次世代機である「Project Helix」専用というわけではなく、あくまでPCゲーム向けツールとなります。
MSIXVC2登場の背景
従来のMSIXVC形式は、ディスクベースの配布を前提として設計されていましたが、現代のゲーム開発で求められる容量100GB超え+頻繁なアップデートに対応し切れていません。MSIXVC2は、ゲームコンテンツのセグメント化、重複排除、配信方法を変更することで、パッケージングやアップロード時間、コンテンツ更新の効率化を図っています。
例えばMSIXVC2では、従来の4KBブロックではなくバイトレベルで変更が追跡されるため、アライメントのパディングやチャンク境界の制約が排除されました。これにより、差分が大きくなることによるパッチサイズの肥大化を抑えることができます。MSIXVC2はPC専用の規格であり、Xboxゲームハード向けのゲームは引き続き既存のXVCパッケージ形式を使用します。
PCゲームをMicrosoft Storeで発売するメリットは、Microsoftが推進している「Xbox Play Anywhere(XPA)」という規格への参加です。ユーザーはXPAに対応したゲームを1度購入すれば、XboxとPCの両方でゲームを遊ぶことができます。ほとんどのXPAタイトルではクロスプログレッションが実装され、Xboxで遊んだ後にノートパソコンで続きを遊ぶ、といったことができます。
ゲームをMicrosoft Storeでも発売したいと考えているディベロッパーは、本パッケージシステムを試してみてはいかがでしょうか。





