Epic Online Services学習リソース「EOS-Getting-Started」がUE5.8向けにアップデート、アンチチートやボイスチャットの実装例を追加

Epic Gamesが提供する「Epic Online Services(EOS)」の学習用リポジトリ「EOS-Getting-Started」が、Unreal Engine 5.8向けに大幅なアップデートを実施しました。

実践的な機能実装を網羅したアップデート

「EOS-Getting-Started」は、Epic Online Servicesの基本的な使い方を学ぶための公式リポジトリです。今回のアップデートでは、Unreal Engine 5.8への対応に加え、実際のゲーム開発で必要となる高度な機能の実装例が多数追加されました。

  • アンチチート機能(Easy Anti-Cheat):専用サーバーモードおよびP2Pモードの両方に対応した実装例。
  • ボイスチャット:ロビー内でのP2Pボイスチャットや、専用サーバーを介したボイスチャットの実装。
  • Ecomフロー(アプリ内課金):ストアのオファー取得、購入処理、エンタイトルメント(権利)の管理。
  • プレイヤー通報・制裁システム:プレイヤーの通報機能や、制裁状況の照会・異議申し立てフロー。
  • フレンド・プレゼンス機能:EOSソーシャルオーバーレイの統合を含む、フレンドリストやオンライン状態の管理。

これらの機能は、それぞれ独立したモジュールとして提供されており、開発者は自身のプロジェクトに必要な機能だけを選択して組み込むことが可能です。

開発環境と利用条件

本リポジトリのコードを利用するには、Unreal Engine 5.8(ソースコード版またはバイナリ版)と、C++開発用のVisual Studio環境が必要です。古いバージョンのUnreal EngineにはWebRTCの脆弱性が存在するため、最新のUE5.8に同梱されているEOS SDKを使用することが推奨されています。加えてアンチチート機能のテストを行う場合は、EOS Developer Portalでの設定や証明書の生成など、追加のセットアップ手順が必要となります。

すでにSteamなどの他ストアでゲームをリリースしており、新たにEpic Games Storeへの対応を検討している開発者や、専用サーバーがないP2Pマルチプレイヤーゲームを開発している方にとって、本リポジトリの実装例は有用なリファレンスになりそうです。

EOS-Getting-Startedリポジトリはこちら

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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