GameMakerが次世代ランタイム「GMRT」の商用利用を無償化へ、2027年1月からPC/スマホ/Webに適用

GameMakerは10月23日、次世代ランタイム「GameMaker Runtime(GMRT)」を利用したゲームについて、2027年1月1日から商用利用を無償化すると発表しました。デスクトップ、モバイル、Webブラウザ向けの有償・営利ゲームを、Professionalライセンスを購入せずに配布できるようになります。

ただし、家庭用ゲーム機向けの出力には従来どおりEnterpriseライセンスと、各プラットフォームの承認済み開発者であることが必要です。また、既存の「GMS2 Runtime」で制作したゲームでは、これまで通りProfessionalライセンスを所有している必要があります。

ゲーム実行側の新しいランタイム「GMRT」がベータ運営中

GMRTは、GameMakerで作ったゲームを各プラットフォーム上で実行するランタイムです。従来の標準ランタイムは、GameMaker Studio 2由来の「GMS2 Runtime」ですが、GMRTはこれをゼロから作り直すプロジェクトです。新しい開発ツールとの互換性や、従来ランタイムの制約を超える拡張を目的としています。GMS2 Runtimeはすでに機能追加フェーズを終了しており、今後の新機能や機能要望はGMRTで扱われる予定です。一方で、GMS2 RuntimeへのSDK更新と重大な不具合修正は少なくとも2028年第1四半期まで続くと案内されています。

ただし、GMRTは現時点でベータ版です。9月公開の0.22.0では3D Physicsとshadowmappingが追加されましたが、Prefab、Windows以外での動画再生、SVG Assetsなどの機能についてはGMS2 Runtimeと非互換です。公式マニュアルにおいても、開発が進行中のプロジェクトを直ちにGMRTへ移すことは推奨せず、現段階では実験用プロジェクトで試すよう案内しています。GameMakerで新規タイトルや試作を進めている方は、GMRTをテストプロジェクトや別ブランチで試してみてはいかがでしょうか。

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IndieGamesJp.dev Moderator

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