「INDIE Live Expo 2023」が5月20日~21日に開催決定。日本発の大型ゲーム配信番組として定着したイベントが今年も開催
オンラインイベント「INDIE Live Expo Awards 2023」が、5月20日~21日にて開催されることを発表しました。本イベントは「ゲームへの貢献」をテーマに、インディーゲームを含む数多くのゲーム作品を多くのユーザーに知ってもらうことを目的とした総合ゲーム動画番組です。日本での紹介はもちろん、中国語や英語の放送を、各言語向けのプラットフォームで同時配信することで、世界のプレイヤーに向けてゲームの情報を発信することを特徴としています。
優れたゲーム作品に注目する特別コーナーも充実
本イベントには、開発者ならだれでも無償で自らの作品を15秒アピールできる「INDIE Waves」コーナーが人気を博しています。この枠組みによって日本の小規模なインディーゲームを一斉に紹介することでその知名度向上に貢献し、毎年大量のインディーゲームが紹介されています。あまりにも長時間にわたるため昨年からは残念ながら若干の枠数は絞られたものの、それでも数百を超えるインディーゲームが紹介されました。
そのほか、さまざまなゲーム作品に注目する試みを用意しています。その年の優れたゲームをプレイヤーの投票により決定して表彰する「INDIE Live Expo Awards」、ユニークな海外のインディーゲームの開発文化について、深い知見を持つライター・徳岡正肇氏などが紹介する「世界のインディースタジオ」などを設けております。
昨年の「INDIE Live Expo Winter 2022」では、パブリッシャーなどスポンサー企業の提供による新作発表コーナー「INDIE Live Premiere」にて、紹介されたタイトルが Steam ウィッシュリストを10,000件を獲得したという実績があったとのことです。また「INDIE Live Expo Awards 2022」にノミネートされたタイトルはSteamウィッシュリスト登録数で数百、多いケースでは数千も登録が増えていると報告されています。
「INDIE Live Expo」は2020年からこれまで6回開催され、累計1,800本のゲームを紹介し、7,000万回以上の視聴数を獲得しています。昨年末に開催された「INDIE Live Expo Winter 2022」では、インディーゲームを含む295タイトルを紹介し、1,632万視聴数を獲得。いまや日本発のゲーム動画配信イベントとして定着したといってよいでしょう。
出展申し込みなどの詳細は後日報じられる模様です。今年も無償枠の「Waves」に期待が寄せられますが、近年はスポンサー提供枠も充実し大きな効果が見込めるため、パブリッシングパートナーがすでについている開発者の場合は有償のプランをパートナー会社に検討してもらうとよいでしょう。参加については公式サイトや公式Twitterをフォローするほか、公式のメールマガジンを登録することで、続報を追っていけるでしょう。