Adobeのクリエイター向け資金提供プログラム「Adobe Creative Residency Community Fund」、1億円の規模で創作をサポート
Adobeがクリエイターをサポートする資金提供プログラム「Adobe Creative Residency Community Fund」が開始されています。
本プログラムは、日本円にして1億円の規模で行われています。プログラムを立ち上げた理由には、前段として「Adobe Creative Residencyプログラムには毎年、膨大な数の応募」があるそうですが、「今年は特に、クリエイティブコミュニティで金銭的サポートやキャリアのガイダンスが必要とされているため、アドビはこのプログラムを拡大することを決定」したとのことです。おそらくは、昨年度から継続する新型コロナウィルスの影響もあると考えられます。
ビデオゲームクリエイターもプログラムへ申請可能。日本語のみでOK
さて、本プログラムは「個人プロジェクトへのサポート」か、「Adobeからの委託プロジェクト」を提供しています。個人プロジェクトへのサポートは、5~50万円の活動資金をAdobeがクリエイターに提供するものです。
弊誌が「個人プロジェクト」にてビデオゲームが適応可能かを問い合わせたところ、「制作プロセスのシェアや、制作過程でAdobeのツールを使用していただる場合であれば、個人プロジェクトとして選考の対象になりますので、申請可能です。」との回答をいただきました。
また、プログラムの適応には「成果物をシェアするときに、特定のハッシュタグをつけるなどのルールが存在」するなど、いくつかの条件があります。
申請条件について
Creative Residency Community Fund は全世界のクリエイターが申請可能です。ただし、下記の事項を満たす必要があります:・日本語でのコミュニケーションができること
https://blogs.adobe.com/japan/cc-community-creativeresidency-announcing-communityfund/
(グローバルでのプロジェクト申請の場合は英語必須)
・18歳以上 (学歴不問)
・申請者の名前でのPayPalアカウント
・ビジュアル制作が可能なクリエイター
詳しくは申請要項のPDFにまとめられており、申請する前に確認がおすすめです。