[UPDATE]HoudiniのUnity / UE4 エディター組み込み用エンジン(Houdini Engine)が無償化
[UPDATE 20210226]
公式FAQが公開され、IndieライセンスのHoudini Engine の利用数制限は変更なし、という内容であったため、記事を変更しています。
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Houdiniを開発・販売するSideFXは、Houdini EngineのUnity/UE4組み込み版について、商用も含めた利用が無償になったことをアナウンスしました。
https://www.sidefx.com/community/houdini-engine-for-unreal-and-unity/
HoudiniはDCCツールである「Houdini FX」ならびに「Houdini Core」によってプロシージャルなアプローチで3DCGモデリングを生成できるツールです。流体や煙などの表現に強いツールという側面もあります。
加えて「Houdini Engine」を利用することで、UnityまたはUE4のエディター上でも、プロシージャルなアプローチのモデルデータ作成が可能になります。壁や塔、木や階段など、一定のパターンやランダム性のある3Dモデルについて、アーティストが用意したパラメーターをエディター上で変更することにより、様々なサイズやバリエーションに対応したモデルを生成することができます。
Houdiniには元から「Houdini Indie」というインディー向けライセンスがあり、売上が1000万円以下の企業または団体であれば、1年間$269または2年間$399で利用できます。
https://www.sidefx.com/ja/buy/#houdini1
インディーゲームの開発現場においても、3DCGアセットの物量制作やバリエーションの制作需要は増えています。これを機会に、Houdiniを触ってみてはいかがでしょうか。