第17回UEぷちコンが2022年2月18日から4月3日にかけて開催。ゲーム開発コンテストを通じてUnreal Engine 4の技術を磨くチャンス
Unreal Engine専門のゲームデベロッパーである株式会社ヒストリアが、第17回UE4ぷちコンの開催を発表しました。本イベントはUnreal Engine 4(以下、UE4)を学習する事を目的とした、ゲーム中心の作品制作コンテストです。2月18日から4月3日にかけて開催を予定しています。
UE4を学ぶためのコンテスト
UE4ぷちコンは「UE4を触ったことがない方でも、気軽に勉強できる機会を作りたい」という考えから、これまで定期的に開催されてきました。製作期間も長期に渡るものではなく、「サクッと作ってサクッと応募」をコンセプトにしています。
参加者には短期間(約1か月半)でテーマに沿った作品を制作・投稿し、入賞を目指してもらうとのこと。最優秀賞には「最新GPU / Oculus Quest 2 / RICOH THETA Z1」のうちから好きなものを1つを選べるほか、スポンサー企業による様々な賞品が授与されます。参加賞は本イベントのオリジナルTシャツが用意されています。
また、サイドプロジェクトとしてタスクリストに沿ってゲームが開発できる「ぷちスタ」も公開されました。
ゲーム開発のトレーニングは、短期で開発して完成させる経験が大きい
現代のビデオゲーム開発のトレーニングでは「短期間で開発し、ゲームを1本完成させること」がよく提唱されています。
これは開発においてはゲームをデザインすることからゲームエンジンの技術的な習得に至るまで、膨大な情報が含まれているため、クリエイターがそうしたプロセスを体得していくことでわかることが多いためでしょう。
また、こうした短期開発から生まれたゲームをベースに、規模を広げてクオリティの高いものに仕上げてSteamなどで販売していくケースも少なくありません。言語パズルゲーム『Baba is you』などがそうした一例と言えるでしょう。
元VlambeerのRami Ismailが提唱したことで有名なGame A Weekに書かれた “1週間でゲームをひとつ作るメソッド”をはじめ、Global Game Jam JAPANやUnity 1週間ゲームジャムといったイベントなどが短期開発による、ゲーム開発の向上を促進しています。
UE4ぶちコンは、そんな短期開発イベントのなかでも企業が支援する大規模なもの。UE4でのゲーム開発技術を鍛えたいクリエイターは、参加はいかがでしょうか。