インディー開発者支援プログラム「iGi」にroom6代表の木村征史氏がメンターとして参画、作品のブラッシュアップをサポート。応募締め切りは2/28まで。
本日4Gamer.にて公開されたインタビュー記事「インディーズゲーム開発者をサポートする「iGi indie Game incubator」第2期が始動。キーパーソンに第1期の成果,第2期の展望を聞いた」にて、iGiのメンターにインディーゲームパブリッシャーのroom6代表、木村征史氏が加わったことが発表されました。まだ同時に、神奈川工科大学の中村隆之氏の参画も告知されています。
第2期には,新しいメンターも参加する。現在までに決まっているのは神奈川工科大学の中村隆之氏,インディーズゲームデベロッパ・room6の木村征史氏である。このほかにも新メンター候補と交渉中とのこと。
/www.4gamer.net/games/999/G999905/20220216096/
「メンター」とは、インキュベーションプログラムにおいて「先輩」となって開発者をメンタリング(ミーティングによる開発悩み相談)を行うメンバーのことです。iGi indie Game incubatorに参加したゲーム開発者は、木村氏から直接ゲームのクオリティアップや技術・アートの悩み相談についてサポートを受けることができます。
room6は、インディーゲームレーベル「ヨカゼ」の活動から、「アンリアルライフ」「World for Two」「ghostpia」といったゲームを配信しているパブリッシャーです。(ヨカゼ立ち上げ時のインタビューはこちら)
今回のroom6参画について、iGi運営の佐藤氏が以下のように紹介しています。
佐藤 翔氏:
第1期に参加していただいたメンターの皆さんには,引き続き第2期もお願いする予定です。そしてフィードバックをもとに,新たなメンターを増やすことになりました。中村先生は「ことばのパズル もじぴったん」の生みの親として知られており,ゲームデザインにずば抜けた見識をお持ちです。ぜひ参加チームに助言をいただきたく,ご協力をお願いしました。
room6の木村さんは,インディーズゲーム開発においてご自身が相当苦労されてきた経験を活かし,多くの開発者のサポートをしており,私達も共感するところがあります。インディーズゲームを作る上で,大変なポイントやその解決法などについてアドバイスいただけることを念頭に置いて,ご協力をお願いした次第です。
なお、iGiはパブリッシングを行うプロジェクトではないため、room6が参加チームのゲームをパブリッシングするものではありません。あくまでチームと作品クオリティアップのサポートであり、iGiの主催であるマーベラスについても同様です。
逆に言えば、iGiにはゲーム販売に関する契約を行わないため、参加チームは国内外を含めた複数のパブリッシャーへ自由に作品をアピールできます。プログラムを通じて、そのアピールのための作品ブラッシュアップとプレゼンテーション力を磨くことが目的です。
このほか、インタビュー記事では昨年実施した第一期生の手ごたえや今後の展望、新たに実施する「部門賞」や「プロトタイプ開発の資金提供」などについて紹介しています。ぜひご覧ください。
https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20220216096/
iGiとは
本メディア運営である株式会社ヘッドハイは、iGiにアドバイザリーとして協力しています。先日実施されたインディーゲーム開発者コミュニティ「asobu」のオンライン番組「インコレJAPAN」にて、iGiを紹介するライトニングトークを実施しました。
iGiの第二期は2月28日まで募集を行っています。ゲームの海外展開を行う予定の開発者は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。