[UPDATE]Unity上で動くRPGツクール、「RPG Maker Unite」がSteamで配信予定

[UPADATE]2022/2/15 RPGツクール公式ブログでも発表となりました。

この記事によると、SteamのほかUnity Asset Storeでの販売も予定しているとのこと。また、本製品がツクールシリーズ最新作というわけではなく、「RPGツクールMZ」の開発は継続されることが発表されています。

※当作品はRPGツクールとは別計画になります。今後とも『RPGツクールMZ』へ変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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2月14日、Steamで新しいツール「RPG Maker Unite」のページが公開されました。本ツールはUnity上で動作するプラグインとして再構築されたRPGツクールとのことです。

Unity上で動く、シリーズの変革を目指すRPG Maker(RPGツクール)の最新作!RPG Maker UniteはUnity上で動作する、全く新しいRPG Makerです!演出面の強化が刷新されただけでなく、より便利で効率的に制作するための機能も満載!

Unityの中で動かすことで、スマートフォンなどにも簡単に出力できることをうたっています。なお、どんなUnityのバージョンをカバーしているかは現在のところ不明です。

「ツクール」は「Maker」に名称を統一へ

またSteamの説明ページでは、日本においても同製品シリーズをツクールではなく「Maker」に統一していく旨も記載されています。

これまで30年以上「ツクール」の名称で親しまれてまいりました本シリーズは、いまや全世界で100万人を超えるユーザーに愛されるタイトルとなりました。世界規模での展開を視野に入れ、グローバルに愛されるタイトルを目指すため、今作より「ツクール」シリーズは、海外名である「Maker」シリーズに呼称を統合していく予定です。

幅広いカスタマイズや、既存のUnity向けツールとの併用が期待

Unityはエンジンの機能を拡張するツールやプラグインが多く開発されています。この製品で、RPG Makerで作品を開発する方がさらなる自由度を手に入られると期待できます。
たとえば、マルチプレイヤーを提供するPhoton Cloudやオンライン機能のPlayFab、BGMのイントロ付きループ再生を提供するADX LEなど、Unityむけプラグインを出しているツールがRPG Makerで活用できるようになるかもしれません。

Unity上で動かすとなるとC#とマネージドライブラリで構成されていると予測されますが、どこまでC#で見えるか、またプラグイン用の設計がどの程度されているかにもよるところです。

なお、ストアページには「家庭用ゲーム機向け」のビルドの記載は今のところありません。RPG MakerのGotcha Gotcha Gamesはパブリッシャー機能もあり、「アクションゲームツクールMV」と同様、 Gotcha Gotcha Gamesがパブリッシャーとなった際のみに、家庭用ゲーム機向け用のモジュールやサポートが提供される形式の可能性もあります。当サイトでは本件について、同社へ質問を送る予定です。

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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