TGS 2022は9/15から4日間リアル開催、無償の「インディーゲーム選考出展」を実施、詳細は4月発表。

本日、「東京ゲームショウ2022」の開催概要が発表され、同時に「インディーゲーム」の出展に関する情報が公開となりました。

インディーゲームコーナーの詳細については、PDF資料が公開されています。

https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2022/jp/exhibitor/index.html

現在のところ、無償で出展できる「選考出展」については、昨年問題となった「『センス・オブ・ワンダー ナイト』の選考基準を満たすタイトルのみ」という条件が無くなっているように見られます。

有償出展の場合は、CESA非会員の最小出展費用は25万円となります。出展申し込み締め切りは2022年5月27日です。インディーゲームコーナーについては、さらなる応募要項が4月に公開されるとのことです。

無償出展において、ゲームの作品方向性を限定するルールが継続されるかは不明

昨年においてTGSは、これまで広く選考対象であった「インディーゲームコーナー」の無償出展枠についてルールを変更しました。「新感覚」「新常識」「創発性」「意欲刺激」「驚き」といった新しいジャンルを切り開くタイプのゲームアワードである『センス・オブ・ワンダー ナイト』の対象作のみが応募できるようになった、という変化がありました。

『センス・オブ・ワンダー ナイト』 は新規性のあるゲームを中心に評価するもので、このアワードそのものは存在意義の大きな取り組みです。実際にここから、「PICOPARK(旧名PICOLECITTA)」「Ace of Seafood」「ハルカノカナタ(旧名:謎と記憶のラビリンス)」など、日本の作家の受賞作品も生まれています。

しかしながら、インディーゲームコーナー全体の出展ルールにもこうした「新規性」ルール縛りが発生してしまったのが昨年であり、出展を考えていた開発者に二の足を踏ませることとなりました。インディーゲーム開発者は、世の中にない全く新しいものを作りたいという方ばかりではありません。
TGS2022においては、現時点ではこのルールはなくなったように見受けられますが、4月発表とされている詳細で追加される可能性もあります。情報が公開され次第お伝えいたします。

[UPDATE 2022/4/1]
インディーゲーム選考出展の受付が開始され、SOWN準拠の昨年のルールはなくなりました。

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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