「BitSummit X-Roads」が発表、京都みやこめっせにて8/6-7開催。エントリーは4/15まで。
一般社団法人 日本インディペンデント・ゲーム協会は本日、「BitSummit X-Roads」の開催を発表しました。
出展費用
エントリー料金: 1タイトルにつき2,750円(税込)※エントリー料金はタイトルの応募にかかる審査費用となります。
※エントリー料金2,750円(税込)は、審査結果に関わらずご返金はいたしかねますのでご了承ください。出展料金: 出展1ブースにつき33,000円 (税込)
※合否審査通過後のブース出展費用となります
https://bitsummit.org/en/submission-faq-jpn/
審査費用として2,750円、出展費用として33,000円となります。落選した場合は審査費用の返却はありません。
昨年に引き続き、「パブリック向けにオンラインでの試遊」を予定。こちらはUnityやUnreal Engine製のゲームで利用できるクラウド配信システム「Utomik」を使ったものとみられます。
また、今年は「インフルエンサー向け配信ブースの設置」が設置され、いわゆるゲーム実況者によるゲームの宣伝を促す施策が取られる様子です。
8/7は別の展示会も開催。過密するインディーイベント、開発者はどう選べばいいか?
BitSummit開催期間である8/7は、先程ご紹介した「東京ゲームダンジョン」の開催日でもあります。両主催者に関連はなく、偶然そうなってしまったものと見られます。近年増加するゲーム展示イベントとしては避けられない事態であったと考えられます。
「東京ゲームダンジョン」は2月7日に発表されました。BitSummit側が後出し発表になったとはいえ、「みやこめっせ」という大型の展示会場を契約する以上、1ヶ月前の時点では変更は不可能であったと推測できます。
「BitSummit」と「東京ゲームダンジョン」はコンセプトに大きな違いが見られます。まず、BitSummitは小型ゲームだけではなく、比較的大型なチームで開発された作品も含まれます。BitSummitには50人で作っているゲームも出展可能です。また、パブリッシャーブースによる家庭用向けゲームが展開されています。
そして、グローバルに開かれたイベントであるため、ゲーム開発者の国籍を問いません。毎年、半数が海外のゲームとなっており、多彩なラインナップを誇ります。”国内外のデベロッパー、パブリッシャーと交流ができる 「BtoBミーティングブース」”も設置されるため、海外向けも含めた開発スタイルであれば、BitSummitは大きなビジネスチャンスとなるでしょう。
出展できる団体資格について
下記の条件に準ずる開発者が対象となります。(個人・法人は一切問いません。)
・開発規模が概ね50名程度までのもの。
https://bitsummit.org/en/submission-faq-jpn/
かたや、「東京ゲームダンジョン」では、主催が個人のゲーム開発者です。出展条件は個人または小規模チームと、日本在住のゲーム開発者であることが条件となっています。協賛やパブリッシャー枠はないため、開発者自身が日本発のインディーとしてアピールするための最適な機会といえます。両イベントは対立するものではなく、どちらも開発者にメリットのある方向性を持ちます。
◆出展申込の条件
https://tokyogamedungeon.com/wp-content/uploads/2022/02/wp_exhibitor_20220301.pdf
【出展団体】
・本展示会はデジタルゲームを開発している個人または小規模チームが出展申込いただけます。
・出展申込の代表者は日本国内に在住している必要があります。
日程が重なってしまったことは悲劇ですが、さまざまな規模・指向性に合ったゲーム展示イベントが生まれることは開発者にとって喜ばしいことです(メディアは大変ですが)。ぜひこうした機会を活用していただければと思います。