日本のGodot Engineユーザーのためのコミュニティサイト「Godot Japan User Community」のご紹介
こんにちは、ディーン(@Saitos620)です。今回は、私が立ち上げたコミュニティサイトGodot Japan User Communityをご紹介します。日本でのGodot Engineのシェア拡大を目的とした、非営利でオープンソースのコミュニティサイトです。
サイトはGithubでソースが全て公開されているため、新しい技術記事を誰でも寄稿することができ、記事の間違いや要望などもIssuesから投稿することができます。Webサイト全体を通して、オープンソースになっています。運営チームは、Godot Japan Discordサーバーの運営も行っており、サーバー参加者は約500名ほどになります。
また、毎週木曜日更新のGodot Engineに関する様々なリンクを紹介するWeekly Godot Japanというニュースシリーズも開始しました。
日本語のGodot Engineユーザーがさらに始めやすく継続しやすい環境と、技術の集まるナレッジベースとしての役割と、コミュニティメンバーの技術的なコミュニケーションの場として運営しています。
Godot Engineとは?
Godot Engineはライセンス料などは一切なく、自らエンジンを改修・改造ができるFOSS(フリーオープンソースソフトウェア)のゲームエンジンです。
開発言語は組み込みスクリプトであるGDScript、C#に対応しており、エンジンそのものがC++で書かれているため、C++を使用してエンジンをビルドしたり、拡張することが可能です。エディタと公式ドキュメントの日本語化も約7〜8割程度されているので日本語ユーザーでもすぐに始めることができます。
最近、最新バージョンである「4.0」の安定版がついにリリースされました。バージョン4.0は、VulkanレンダリングAPIによる、さらに美しい3D表現とともに、強化された物理エンジン、大きく機能の追加されたGUIシステムや2Dタイルマップ・アニメーション機能などが魅力です。その後も早いペースでベータ版、RC版がリリースされています。
Godotは当サイトと同じく、Epic Gamesによる支援プログラム「Epic MegaGrants」に採択されているプログラムです。同エンジンは、Epic Games Storeでも配信されています。
Godotコミュニティでは日本語情報が充実
Godot Japan User Communityでは今後のロードマップとして、Godot Engine向けのアセットやゲームジャム・ユーザートークミーティングなどのイベントを企画しています。Godot Engineに興味を持たれた方はぜひご参加ください。