iGi indie Game incubatorの第5期生募集がスタート。インディーゲーム開発者に半年400時間の技術支援・プレゼン練習を無償実施するプロジェクト、1/17に説明会を実施

株式会社マーベラスが運営するiGi indie Game incubatorは、同プログラムの第5期生の募集を開始しました。応募は2025年2月17日までとなります。

iGi(イギ)とは

iGi indie Game incubatorは、2021年にスタートした、日本初のインディーゲーム開発者向けインキュベーションプログラムです。昨今は、さまざまな団体がインディーゲームの支援を掲げてコンテストなどを実施していますが、iGiはこれまで4期(全22チーム)の育成を実施した実績のあるプロジェクトです。

特徴は、ゲームのパブリッシングは行わないプロジェクトであるということです。ゲーム開発者がより良いゲームパブリッシャーと出会い、独立した開発者・スタジオとしてキャリア形成できるよう支援する方針となっています。

プログラムが実際に行うことは、インディーゲーム開発者およびチームに対する、全体で約400時間に及ぶメンタリング(専門家からのアドバイスや講義)です。より良い条件でのパブリッシャー契約を獲得するためのプレゼン方法、デモゲームのブラッシュアップ、ゲーム開発者・チームとして事業を行っていくためのノウハウ等を提供します。

メンタリングを実施する国内外の協賛協力パートナーは21社・2団体まで拡大し、インディーゲームの活動に関わる25名以上のメンター(各分野の専門家)陣が支援を担当します。「天穂のサクナヒメ」を開発したサークルえーでるわいすや、「カニノケンカ」開発者、「ElecHead」開発者など、インディーゲーム開発者として実際に活躍している方、およびパブリッシングやマーケティングなどにかかわっている方がメンターとして参加しています。

昨年の第4期においては、今年7月に京都で開催された日本最大級のインディーゲームの祭典である「Bit Summit Drift」において、『iGi』第4期生の採択作品である『MotionRec』が「ゲーム・デザイン最優秀賞」にノミネートされ、第2期生の採択作品『SONOKUNI』が「オーディオ・デザイン最優秀賞」 「Video Games Chronicle賞」をW受賞しました。

さらに「東京ゲームショウ2024」では「Selected Indie 80」(応募のあった973作品から約80作品が選出され、無料出展できる主催者企画)に『iGi』卒業生からも4組が選出されました。その中で第1期生のNao Gamesによる『Last Standing』はSOWNファイナリストにも選ばれ、新旧を問わず『iGi』の採択チームが多くの注目を受けています。

iGi5期の募集について、説明会が1/17に実施

iGiは、毎年5チームに限定して開発者を募集しています。第5期は2025年4月から半年間実施されます。応募に関して、iGiは1/17に渋谷で説明会を実施します。

iGi卒業生の声

iGiプログラムを受けた「卒業生」にインタビューを実施しています。本動画においてiGiがインディーゲーム開発のキャリア形成についてどのように役立つか、当事者の声としてヒントが得られます。

iGi第5期の応募は2月17日までとなっています。インディーゲームを開発し始めている方、今後スタジオとして独立を目指されている方はぜひ応募を検討してみてはいかかでしょうか。

iGiの公式サイトはこちら

応募フォームはこちら

1/17説明会の応募はこちら

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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