魅力的なファンタジーの世界を作るためには?「世界地図の創り方」紹介。『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作を参照した、役立つ世界観作り

ファンタジーはビデオゲームをはじめ、ライトノベル、漫画など様々なジャンルで人気のジャンルです。

でも、その世界を魅力的に描くにはどうすればよいでしょうか?そのヒントになるのが「世界地図の創り方」という、ブログ「差替文庫」にて公開されている一連の記事です。

これは、筆者のサシカエ氏がゲーム業界にて「世界設定プランナー」という役職にて考えてきた、ファンタジー世界の創り方についてをまとめたものです。

どのようにファンタジー世界を創るのか?

「世界地図の創り方」は全5回でまとめられています。各回で「地図を作ることの意義」や「現実世界からの引用」のほか、著名なファンタジー作品を参照したり、創作に役立つヒントを挙げていたりします。

記事では具体的な方法のほか、筆者の考え方に多くの示唆が含まれています。たとえば初回の「地図を創る意義」では、タイトル通り地図を作ることで作品世界をまとめる効果を語っています。

しかし一方では、記事の内容と相反するような「緻密な世界観は正義なのか?」と疑問を投げかけてもいます。そもそもの作りたい作品の密度によって情報量が変わってくることを指摘します。

さらに「『世界観』は、その作品を手にもってもらうためにも重要ですが、一方でそれだけを練り込み続けても一向に作品は完成しません」とも忠告しています。このように実制作に根差した考え方は、まさに世界設定プランナーとして活躍してきた筆者ならではのものです。

『ゲーム・オブ・スローンズ』原作小説を参照した、世界観づくりのヒント

とりわけ世界観づくりで大きく引用されるのが、ジョージ・R・R・マーティンの小説『氷と炎の歌』です。これはHBOによる世界的な人気を得たファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作小説であり、特に壮大な世界のファンタジーを描きたい場合、ヒントになる点が数多く見当たることを説明しています

ファンタジー世界は現実世界と異なりますが、プレイヤーに没入してもらうためにはいくつも知っておくべきことがあるようです。広大なファンタジーによる物語やRPGを考えているクリエイターは、読んでおくべき内容だといえるでしょう。

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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