文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業が令和8年度の募集を開始、ゲームも対象。応募は6月2日18時まで

文化庁は、若手クリエイターの創作活動を支援し、メディア芸術分野における次世代クリエイター育成を目的とした「令和8年度(2026年度)メディア芸術クリエイター育成支援事業」の企画募集を2026年5月13日に開始しました。メディアアート・アニメーション・マンガに加えてゲームが支援対象に含まれています。
募集プログラムは「国内クリエイター創作支援プログラム」と「国内クリエイター発表支援プログラム」の2種類です。創作支援プログラムは、5年以上の活動歴または国内外での受賞歴を持つクリエイターが対象で、新作の創作企画に対して最大500万円(税込)の制作支援が行われます。発表支援プログラムは、3年以上の活動歴を持つクリエイターが対象で、国内外を問わず作品発表の企画に対して最大100万円(税込)が支援されます。若手クリエイターの支援を目的としているため、概ね40代までという年齢制限があります。
プログラムでは資金面の支援に加えて、メディア芸術分野における専門家のアドバイスが実施されます。ゲーム専門のプログラムではないためパブリッシャー紹介等はありませんが、2027年2月から3月に成果発表イベント「ENCOUNTERS」が開催され、パネル展示や記録映像を上映されます。また成果報告会では、メディア芸術のアドバイザーが作品に対して批評を行うとのことです。ゲームにとどまらない、映像作家やメディアアート作家からのフィードバックを得ることができます。
過去にもゲームの企画が複数採択されています。たとえば渡部恭己氏の『CultureHouse』や葉山賢英氏の『HEIMA』など、ゲームにおける芸術表現、メディアアート的側面を強みとしたタイトルが採択されています。
応募期間は2026年5月13日から6月2日18時必着で、採択結果は9月上旬に公式サイトで発表される予定です。応募には、企画書、予算書、スケジュール、ポートフォリオなどの提出が必要です。企画の革新性・独創性が評価され、表現手法や表現形式に新たなチャレンジがあるか、テーマやコンセプトに先見性や斬新な発想があり、新たな創造的価値をもたらすものかどうか、といった観点から審査されるとのことです。
幅広いメディアアート、芸術作家からのフィードバックやリレーションづくりが本プログラムの大きな強みです。既存の枠組みに捕らわれない芸術表現としてのゲームを目指している開発者は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。





