viviONがPCゲームをスマートフォンで遊べるサービス「viviON GAMES」を発表、2026年内に展開予定。クラウドベースの「OOParts」技術を新作ゲーム等にも展開

株式会社viviONは、スマートフォンでPCゲームを手軽に楽しめる新たなゲーム販売サービス「viviON GAMES」の展開を2026年内に予定していると発表しました。
DRMがないPCゲームならすべてに対応
「viviON GAMES」は、「あのゲームが、スマホで今すぐ。」をブランドメッセージに掲げ、PCゲームをスマートフォンからすぐに楽しめる体験を目指すサービスです。クラウドベースの技術を使ったサービスですが、サブスクリプションモデルではなく、ゲームごとの買い切りモデルを採用しています。ゲーム開発者は、販売本数に応じた収益を得ることができます。


本サービスはviviONが持つクラウドゲーミングエンジン「OOParts Engine」を活用しています。PCゲームをクラウドで動作させるシステムのため、ゲーム側にスマートフォン対応のための移植作業を必要としません。サーバー側はLinux+WINE(Linux向けのWindowsアプリ動作用互換レイヤー)で構成されたシステムであり、PCゲームのビルドさえあれば、スマートフォンに公式対応していないエンジンのゲームでも動かすことができます。
たとえば今回発表されたviviON GAMES対応タイトルのうち、『片道勇者』は、同作の開発者によるツールWOLF RPGエディター(ウディタ)で開発されており、『シロナガス島への帰還』は吉里吉里Zで開発されています。これらの開発環境は公式機能でのスマートフォン対応をしていないため、これまで他環境への移植ではUnityなど他の環境で動かすなどの手段をとる必要がありました。


viviON GamesはクラウドでPCゲームを動作させるシステムのため、基本的にはPCで動作できるゲームならそのままスマートフォン向けとして販売することが可能です。「OOParts Engine」は、これまではPC向けの名作ビジュアルノベル・RPG・シミュレーションゲームなどをスマートフォンで遊べる技術として活用されてきました。今回、その仕組みがインディーゲームも含めた幅広いゲームへ提供される形となりました。
BitSummit PUNCHで開発者向けの相談窓口を設置
viviONは、2026年5月22日(金)から5月24日(日)まで京都市勧業館みやこめっせで開催される「BitSummit PUNCH」に出展します。会場では、viviON GAMES上で動作するゲームの試遊展示が行われるほか、ゲーム会社やクリエイターに向けた作品販売・配信に関する相談窓口も設けられます。
クラウドゲームはXbox Cloud GamingやPlayStation Plus、NVIDIA GeForce NOWなど様々なサービスがありますが、ゲームタイトルの販売申請がインディーゲームに向けて幅広くオープンなサービスは限られていました。ローンチから日本のPCゲームを広くサポートするviviON Gamesは、こうした背景においても新たな切り口になりそうです。
PCゲームの新たな展開先を検討している開発者は、BitSummit PUNCHの会場で直接相談するか、オンラインの問い合わせフォームからコンタクトを取ることを検討してみてください。





