ビジュアルエフェクト制作ツール「Effekseer1.6」がリリース
オープンソースのゲーム向けビジュアルエフェクト作成ソフト「Effekseer」を開発する Effekseer Project は、最新版となる「Effekseer 1.6」をリリースしました。
Effekseer はゲームなどで使用されるビジュアルエフェクトを作成するツールです。さまざまなパラメータを指定するだけで、爆発や発光といった様々なビジュアルエフェクトを作成できるのが特徴です。
ツールは Windows と macOS で動作し、作成したビジュアルエフェクトは Windows やmacOSのほか、iOS、Android といったさまざまな環境で利用可能。さらに プラグインを用いてUnity、UnrealEngine4 といったゲームエンジや、DirectX、OpenGL といった API で再生できます。
今回のEffekseer1.6 は、昨年2020 年4月に公開された Effekseer1.5 のアップデートバージョンとして、さまざまな修正や追加が行われています。
- 複雑な表現をするためのシェーダーの追加
- エフェクト向けのプロシージャルメッシュを Effekseer 内で作成する機能
- 様々な力場の追加
- 依存関係を抽出してパッケージ化する機能
- 様々な不具合の修正
さらにゲームエンジン「Godot Engine」のサポートも開始。本ツールで制作したエフェクトは、より多くのゲームエンジンにて活用可能になりました。Effekseer1.6 は公式サイトより入手できます。ますます進歩していく本ツールによって、よりゲーム開発も活性化するでしょう。