「Steam Playtest」機能が完全リリース。キー配布無しでベータテストを実施、Steamアカウント単位の管理が可能に。
Steamが「Steam Playtest」のリリースを公式ブログにて発表しました。
Steam Playtestとは、キーや外部のメーリングリストを管理することなく、プレイヤーを招待しゲームのテストを実施できる機能です。アクセスできるプレイヤーの数や、プレイヤーを追加するタイミングのほか、テストの開始や終了をコントロールできるのが特徴です。
この機能は使いやすさも魅力としています。SteamのストアページでPlaytestの登録を行うことができ、Steamworks経由で直接、アクセスできるようにしています。 また、Playtestは別のappIDを介して顧客に送信されるため、メインゲームのウィッシュリストやプレイ時間、ユーザーレビューへ影響することなく、テストの実地を可能としています。
この機能は、昨年2020年の11月よりベータテストが行われており、これまでに161種類のゲームのプレイテストに、100万人以上のプレイヤーが参加し、機能の調整が行われてきました。
今回の最新アップデートでは、特定の国のプレイヤーにプレイテストへのアクセスを許可する機能が追加。 世界各国からさらに多くのプレイヤーを受け入れる前に、地域のサーバーで負荷テストの必要がある場合に利用できる機能です。
クリエイターにとって、自作がちゃんと動いているかどうかをチェックするのに、プレイテストはあまりにも重要です。業界最大手のSteamに実装されたこの機能は、クオリティを上げるのに必ず役に立つでしょう。