インディー開発者向け支援プログラム「[email protected]」が発表、オンライン機能の開発をサポート。2021年夏開始予定。

マイクロソフトが、ゲーム開発者向けのオンラインイベント・Game Stack Liveのキーノートにて、新サービス「[email protected]」を発表しました。
[email protected]とは、簡単にまとめれば[email protected]が提供するインディー向け支援策を、同社のクラウドインフラ、およびクラウドサービスに広げたものです。
[email protected]は、これまでインディーによるデジタル配信ゲームのパブリッシングをサポートする開発者向けプログラムとして活用されてきました。[email protected]は、マイクロソフトの展開するAzureをはじめとしたクラウドサービスで、学生、インディーゲームクリエイター、スタートアップのゲームスタジオの支援を行います。
マルチプラットフォーム向けゲーム開発にも適用可能
[email protected]の特徴は、マルチプラットフォーム向けのゲームの展開でも適用される点です。[email protected]はマイクロソフトによるPCストアやXboxの展開に絞られたものですが、[email protected]はすべてのプラットフォームに提供されます。「Unity」や「Unreal Engine」といった任意のゲームエンジンを使用して、コンソールやPC、iOSやAndroidといったモバイル向けゲームのネットワーク機能開発の支援を行います。
具体的にどのようなサポート内容になるかは未定ですが、たとえばセミナーや開発に役立つリソース、技術サポート、サーバー利用費用の特別価格などが期待できます。また、Azureブランドには「Playfab」とというゲーム開発者向けのサーバーバックエンドサービスもあり、[email protected]との連携が期待されます。
[email protected]は2021年の夏にサービスの開始を予定。公式サイトでは、メールの登録などで最新情報を得られるようにしています。