書籍「PlayFabゲーム開発テクニック」5/29発売。PlayFabの知見を深めてきたエンジニアふたりによる、説得力の高い1冊
ゲーム開発に特化した Baas(Backend as a service)としてマイクロソフトが提供しているAzure PlayFab。その専門知識をまとめた書籍 「PlayFabゲーム開発テクニック」が、5月29日に発売を予定しています。
本書ではUnity中上級者を対象とした、ゲームのネットワーク機能の実装について解説されたものです。主にクリエイターがゲームにサーバーを介した通信システムを盛り込みつつ、ゲーム開発に集中するための、PlayFabの活用方法をまとめています。
ゲーム向けのBaaS製品はPlayFab以外にも様々なものがありますが、基本的にはモバイルとPCのみの対応が多いです。そんななか、PlayFabはPS4/Xbox One/Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機向けゲーム開発でも利用できるというアドバンテージを持っています。
PlayFabの開発実績あるクリエイターによる著書
本書の執筆者である、ねこじょーかー氏と西根幸洋(ネット上では「南」名義で活動)は、これまでにもPlayFabの活用方法を執筆し、シェアしてきました。
ねこじょーかー氏は本書の以前にも、「猫でもわかるPlayFab入門」を上梓したほか、Udemyにて動画による開発コースを開くなど、活発な活動を行っていました。
西根氏はQiitaにて、PlayFabを利用しはじめた理由をまとめた記事をきっかけに、技術の勉強会のイベントJapan PlayFab User Groupを開催。数多くのクリエイターと技術共有を行ったことが評価され、Microsoft MVPのDeveloper Technologies部門を受賞しています。
PlayFabの知見の共有について、広い活動を行ってきたふたりがタッグを組んで執筆されたことで、「PlayFabゲーム開発テクニック」が強い説得力を持って書かれたものだと期待できるでしょう。現在、Amazonにて本書の予約が可能。これからのゲーム開発に役立てたい人におすすめです。