Unity Gaming Servicesが発表、P2Pマルチプレイやロビー機能、クラウドコードなどの新機能満載
Unityは本日、同社の開発者向けバックエンドサービスであるUnity Servicesをリブランドし、「Unity Gaming Services」として再ローンチしました。
既存のUnityサービス機能だけではなく、新しいサービスもベータが開始されています。ピアツーピアのマルチプレイを提供する「Relay」、マルチプレイヤーのマッチメイキングを行う「Lobby」、文字通りクラウドセーブを提供する「Cloud Save」、サーバー上でのロジック実行が可能となる「Cloud Code」など、複数のサービスが同時にベータ入りしています。
また、これらのユーザー固有のデータを管理するために、認証(ログイン機能)としてUnity Authenticationが提供されます。スマートフォンとPC、家庭用ゲーム機に将来的に対応するとのことです。
Unity Authentication use cases
https://docs.unity.com/authentication/Content/UseCases.htm
ゲームの「Live」化サポートを掲げる
Unity Gaming Servicesの紹介の中で、「ゲームはローンチするものではなく、ライブ(生きている)ものです」というメッセージを発しています。これはマイクロソフトのAzure PlayFabが提唱していた「Live Ops」に通じるもので、アップデートやコンテンツの追加が恒常的になり、ゲームが「サービス」として運営型になっていくトレンドを示しています。UGSは、この「Live」化をサポートする製品として用意されたものです。
UGSの概要については、Unity Blogで紹介されています。近日日本語化される見通しです。
https://blog.unity.com/games/introducing-unity-gaming-services