小型ゲーム機Playdate専用開発ツール「Pulp」がベータ開始。有志による平仮名フォントも開発中
独特なクランク付き小型ゲーム機として、ゲーマーや開発者の間で話題となっている「Playdate」。最近になって、専用の開発ツール「Pulp」が公開されました。現在、ベータ版が運用中です。
ツールの内容
「Pulp」は主にブラウザで動作するツールです。主なスクリプト言語はLuaベースの「PulpScript」。「Drawing tools」や「animation」、「custom font」といったビジュアル面のツールに加え、「level editor」とステージを作るツールのほか、「chiptune music 」、「sound effects」と音まわりのツールも同梱されています。
有志による平仮名フォントが開発中
Pulpには日本語のフォントファイルが含まれていませんが、現在有志によって平仮名フォントが開発中の模様です。この動きに対し、Playdateの日本語公式アカウントがさっそく反応。Pulpの開発についても日本公式からフィードバックをもらえる様子です。
なお、Playdateの本体は世界的な半導体不足によりCPUを確保できない理由などから、2022年予定の出荷が遅れている模様。「Pulp」は本体を持っていなくても開発は可能ですので、これからPlaydateでのゲーム開発を考えているクリエイターは選考してPulpを触ってみるのもよいかもしれません。