[PR]魔法、瓦礫、必殺技… イメージ通りの派手な音を作れるGameSynth Particles(粒子)モデル
ゲームでは、魔法、瓦礫、必殺技など、派手なビジュアル演出が多く出てきます。こういった演出の絵作りは、様々なエフェクト制作ツールやシェーダーが出回る今ではそう難しくないでしょう。しかし「絵にぴったり合う音」を用意するのは、サウンドデザイナー不在のインディーゲーム開発ではつまずきがちです。
ビジュアルエフェクトツールで、かっこいい魔法を作ったぞ!
- でも肝心の音はどうしよう?
- フリーや有料音素材を探しても、まさにぴったり!というものが出てこない
- シンセやキーボードは、機材・知識・資金面で敷居が高すぎる…
- そもそもそんなに音に時間をかけられない
- 結局、音にワクワク感が出なかった…
そこで今回は、ゲーム系の派手な音を、イメージ通り&手軽に作れる効果音作成ツールGameSynthのParticles(粒子)モデルをご紹介しましょう。
上の動画では、魔法、水音、エフェクトなどあらゆる音を作り出しているのが分かります。なお動画ではペンタブで実演していますが、マウスでも音が作れます。
基本的な考え方
本ツールは、「グラニュラー合成(音素材を短い“粒”に分けることによって複雑なテクスチャーを作る)に基づいて効果音を作成します。。つまり、手持ちやフリー素材などのちょっとした音をネタにして、それらを同時多発的に再生したり、音の高さ等を変えることで、より派手な音を作り出すことができます。以下のイメージが分かりやすいでしょう。
音ネタ例 | 粒子化すると | 結果 |
---|---|---|
金属がぶつかる音「カン」 | → | 魔法「キラキラ」 |
ちょっとした水音「チャプ」 | → | 暴れる水音「ジャバジャバ」 |
石が落ちる音「ポトッ」 | → | 瓦礫「ガラガラ」 |
手を叩く「パチッ」 | → | 拍手「パチパチ…」 |
足音「トッ」 | → | 群れ「ゾロゾロ…」 |
小さなスイッチ「カチッ」 | → | 玩具ロボの足音「カタタタ…」 |
小さな風切り音「ヒューッ」 | → | 立体的な竜巻「ブオオオ」 |
爆発「ドン」 | → | 紛争地帯「ドーンドドーン…」 |
パーティクルツールでおなじみの操作感
実際に、魔法音を作り出す作業を見ていきましょう。
上の動画のように、サウンドツールにもかかわらず、UnityやEffekseerなどのビジュアルエフェクトツールで馴染みの「エミッター」「ライフタイム」といったパラメーターが並んでいるのが分かります。つまりバリバリのシンセというより、ビジュアルエフェクトツールに近い感覚で使いこなせます。
スケッチパッドのX、Y座標、筆圧(ペンタブ使用時)は、ユーザー自身で色々なサウンドパラメーター(例:エミッターのrateや粒子のlifetime、フィルターのcutoffやresonance等…)と結び付けられるため、コントロールそのもののカスタマイズができます。
さらにpitch使用時には様々な音階(メジャー、マイナーなど)を設けることができるので、エキゾチックな効果音も手軽に作り出せるでしょう。
また「粒の大きさ=音の大きさ」「粒の色=音ネタの種類」など、スケッチパッド上で起こる視覚的な粒子のちらばりが、生成される音をそのまま反映しているため、狙った音に仕上げやすいのも特徴です。
SVGインポートとC#スクリプト
直接線を描く以外にも、SVG(画像)ファイルをスケッチパッドにドロップしてインポートし、その線で音を描くこともできます。お気に入りのグラフィックツールを使用して、音響的にユニークなベクターアートを作成するのも面白いでしょう。
さらにC#スクリプトを使用すると、フリーハンドでは難しい、複雑で正確な線も作成できます。
プリセットも豊富
また動画後半のように、サウンドデザイナーが作成した膨大な効果音モデルのプリセットも使えるため、音素材を持っていなくても大丈夫。音を検索→試聴→パラメーターや線の描き方を変える、といった流れで、ご自身の作品に合う音にカスタマイズできます。
他のモデルを使えば、音ネタすらも作り出せる
「そもそも、ネタになりそうな音素材も持ってない!」という方も心配ご無用。GameSynthには、今回紹介しているParticles以外にも、様々な効果音モデルが搭載されています。そのうちの一つ、ノードベースでプロシージャルに音を設計するModularを使えば、武器、環境音、乗り物など、ジャンルを問わず音源を0から無限に作り出せます。
効果音素材集などをお持ちでない方でも、GameSynth1本あればあらゆる効果音を作り出せるのです。
関連動画
音のプリセットや作例をご覧いただけます。
まとめ
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- 魔法、瓦礫、必殺技など、ゲームに欠かせない映える音が作れる
- マイクでは絶対に録れない音を作り出せる
- フリー効果音素材のような、ちょっとした音もネタにできる
- 狙った音の作り方をイメージしやすい
- ビジュアルエフェクトツールと似た感覚で音を作り出せる
- すぐに使えるプリセットも豊富
- 買い切りツールでアップデート無料。新たな作例も定期的に追加