ゲームを緑いっぱいにしたい!そんな願望を叶えてくれそうな、Blenderで動く「たのしい植物ジェネレーター」が登場。BOOTH・BlenderMarketで販売開始

Blenderジオメトリノードで、多様な植物を制作できる植物ジェネレータが登場しました。

3Dゲームを開発する際、ステージに色々な植物を置きたいけど、しっくり来る植物モデルがない!という経験、開発者ならあるのではないでしょうか。そんな隙間を穴埋めしてくれそうなBlender向けプラグインが「たのしい植物ジェネレータ」です。動画をご覧ください。

多様な植物を生成可能

本ジェネレータは、外部データなしのパラメータのみで多様な植物を生成できます。単一葉、複葉、樹状構造、という3段階の生成によって、自由な形態の植物を形成するという工程で作業します。植物に詳しくなくても本物らしいリアルな植物を生成できます。

樹状構造の生成

本ジェネレータは、複葉以外にも、樹状構造を自動生成することで植物全体の形状を自由に作り替えていくことができます。街路樹っぽい木、地獄に生えてそうな木、といった表現にも困らなそうです。

植物のマテリアル

自由な植物のデザインを可能にするため、プロシージャルマテリアルが用意されています。つまり外部データを持ってこなくても、本ジェネレータだけで完結して自由に植物の見た目をデザインしていくことができます。 また、PBRマテリアル・画像(写真)マテリアルの設定や、オブジェクト入れ替えなどによりリアリティを追求していくことも可能です。ゲームに合わせた質感を設定できるのは素晴らしいですね。

メッシュの軽量化

草の量がゲームの作りこみのバロメーター…ということも今は昔、現在は草の表現が豊かなゲームは珍しくなくなりました。とはいえ軽量化できるにこしたことはありません。本ジェネレータには、オブジェクト入れ替え機能により形状をそれほど変えないままメッシュを軽量化する、リダクション機能も備わっています。

タイトルに偽りなしの「たのしい植物ジェネレータ」は、BOOTHとBlenderMarketで販売中です。制作者の平の字氏は、これまでにも痒い所に手が届くジェネレータを販売しています。本ジェネレータが気になった方は合わせてチェックしましょう。インディーゲームにも高めなグラフィック水準を求められてしまう昨今、こうしたツールを活用してビジュアルクオリティのアップを図っていきたいところです。

BOOTHでの販売サイトはこちらです。

BlenderMarketでの販売サイトはこちらです。

平の字氏の公開作品一覧(BOOTH)はこちらです。

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