Unity Gaming Servicesの最新アップデート。要望の多かったFriendsとLeaderboardsのオープンベータが開始
Unityゲーミングサービス(UGS)の最新情報が公開されました。
Unityゲーミングサービス(UGS)とは
UGSはネットワーク上のサーバーを活用した開発・運営にかかる統合的なサービスです。クラウドでゲーム実行ファイルのビルドを行うUnity Cloud Buildに代表される開発向け機能のほか、クラッシュレポートやデータ配信などの仕組みが備わっています。ゲーム開発からリリース~コンテンツのアップデートまでを開発者が行いやすいよう、開発者をサポートするサービスをひとつにまとまっています。今回の最新アップデートでは、主にコミュニティから要望の多かったものが対応されました。
公開された最新情報
公開された主なアップデートは下記のとおりです。
1. クレジットカードも契約不要で、UGSの機能を体験化可能に
2. Push Notifications を使用したプレイヤーのエンゲージメント
3. WebGL で Relay をサポート
4. Friends や Leaderboards を使ったコミュニティソリューション
5. Cloud Code C# Modules が GA 版に移行
気軽にサービスの内容が確認できるよう、クレジットカード登録や契約が不要になった点は有難いです。
注目機能:FriendsとLeaderboards
インディーゲーム開発者が注目すべきアップデートは Friends や Leaderboards です。Friendsはその名の通り、ゲーム内の「フレンド機能」を実装できます。Leaderboardsはその名の通りランキング機能を実装したり、ランキングに基づいてゲーム内通貨を与える機能などを用意することができます。フレンド機能がUnityの提供サービスで構築できることで、導入がより手軽になりそうです。いずれのアップデートもまだオープンβの段階なので、今のうちにサービスをチェックしておき、本公開を楽しみに待ちましょう。
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの公式Twitterにも随時情報がアップされているので、チェックしておきましょう。
その他、詳細なアップデート内容は下記をご確認ください。