痒いところに手が届くUE5の拡張プラグイン「UDCore」が公開。便利ノードやデバッグ機能を追加

海外のUE関係情報サイト「Unreal Directive」より、その名前を冠した開発支援プラグイン「UDCore(Unreal Directive Core)」が公開されました。オープンソースとして公開されたこのプラグインは現在開発版となります。

UE5におけるゲーム開発に役立つ「便利ノード」や「デバッグ機能」「エディタ拡張」を追加します。
・キャラクターを目的地まで移動させ、到着まで処理を停止する
・Enhanced Input(UE5で追加された新しい入力システム)におけるキーマッピングの一括切り替え
・エラーになっているマテリアルを一括選択
・ビューポート上でのアクターのフォーカス

などといった、公式でサポートされていそうでいなかった、まさに「痒いところに手が届く」ブループリントノードが多数追加されます。

ゲーム製作がスムーズになるノードのほか、デバッグやエディタユーティリティ系の機能が充実するのも嬉しいところです。
「UDCore」を扱うためのチュートリアルやドキュメントもオンライン上で公開されているため、導入や運用もスムーズに行えるでしょう。

「Unreal Directive」では様々な実装に関するチュートリアルが公開されています。
英語ではありますが、プラグイン以外にも初心者~上級者向けのチュートリアルやTipsが数多く収録され続けていますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

UNREAL DIRECTIVEサイトリンク

プラグイン「UDCore」紹介ページ

プラグイン「UDCore」ダウンロードページ

Sig

インディーゲームクリエイター。 UE4を使いPC/PS4向けアクションゲーム「Link: RH」を開発中。ほかにもフリーランスでのソフトウェア開発、バーチャルアバター文化の普及活動など、幅広く手掛ける。 https://www.reminiscedev.com/

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