ゲーム開発会社XeenがUnity/UnrealEngineのSteam実績の実装ノウハウを公開中

ゲーム開発会社株式会社Xeenが、Unity/UnrealEngineのSteam実績ノウハウをブログで公開しています。

Steamの「実績 (Achivement)」とは

Steamの実績とは、ゲーム内で攻略した内容に応じて入手できる「達成できたことリスト」です。たとえばゲーム内の敵を倒した、クリアした、やりこみ要素をすべて終えたなど、ゲームをどのくらい遊び尽くしたか分かり、プロフィールにも表示されます。この実績の総合点数が「ゲーマー」としての威厳を強くするため、実績入手を目的にゲームを購入・攻略するプレイヤーも居るほどです。開発者視点で考えるなら、可能な限り実装したい仕組みになります。

上画像は筆者の過去作のSteam実績です。購入したユーザーの何割がそれぞれの実績を解除したかも確認できます。

しかしながら実績機能はゲームの開発とは少し違う手続きとなり、SteamAPIの知識も多少必要なため、初心者の方には少し難易度が高いと感じる部分でもあります。

Steam実績の実装ノウハウ

そんな実績の仕組みについて、ゲーム開発会社Xeenがブログで実装ノウハウを公開してくれました。

UnityでのSteam実績実装ついて

ブログにもありますが、UnityにおけるSteam実績ノウハウは Steamworks.NET のサンプルが大変わかりやすいです。ブログ内では実装する際の注意事項も記載されているので、サンプルのソースコードと合わせて見ていけば、実装はそれほど困らないと思います。

UnrealEngineでのSteam実績実装について

まず基礎的なサブシステムが使用できればSteamでの販売までは問題なさそうです。実績などの基本的な機能実装に関しては、ブログ内にあるとおりブループリントで事足りますが、.iniファイルの編集が必要になるという少し初心者泣かせな点があります。今回のブログでは.iniファイルでの記述の具体例まで書かれており、初めての方には助かる内容となっています。

UnrealEngineでは、Steamサブシステムを簡便に実装するアセットも複数出ているため、これらを使うのも確実性が高そうです。
アセットの例:SteamCore PROのページ ※有料アセットです。

「Steam実績の実装は難しそう」と敬遠していた方は、今回のノウハウをきっかけに挑戦してみるのもオススメです。

株式会社Xeen「UnityとUEでSteam対応のあれこれ」はこちらです。

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