2025年4月15日『「VRならでは」の体験を作る Unity+VRゲーム開発ガイド』発売

VRゲーム開発者向けに、『「VRならでは」の体験を作る Unity+VRゲーム開発ガイド』が発売されます。本誌では、筆者の一人である渋谷宣亮氏に本書についてご紹介いただきます。
『「VRならでは」の体験を作る Unity+VRゲーム開発ガイド』刊行のおしらせ
技術評論社より、『「VRならでは」の体験を作る Unity+VRゲーム開発ガイド』が2025年4月15日に刊行されます。価格は定価3,630円(本体3,300円+税10%)、書籍版と電子書籍版があります。本書はUnity初心者およびVRに関心のあるユーザーをターゲットとした、VRゲーム開発の入門書です。
開発環境としてはWindows、VRデバイスとしてはMeta Quest 2|3、ゲームエンジンはUnityを対象としています。MacintoshおよびApple Vision Proには対応しておりませんので、ご注意ください。
本書はGihyo.comで連載された「ゼロから始めるVRアプリ/ゲーム開発の手引き(渋谷宣亮)」が下敷きとなっており、Unityで開発するVRゲームの基礎について理解することができます。書籍版ではVRゲームを体系的により掘り下げた内容と、筆者と共著者による2つのサンプルプロジェクトを収録、解説しています。
本書のターゲットとしてはUnityおよびC#について初心者(なにかしらのUnityの教本を一冊こなしたことがある)程度の理解があることを前提としておりますので、もしUnityの経験がゼロということであれば、先になんらかの教本から手をつけることをオススメします。それでも本書から入りたいということであれば、筆者としては嬉しい限りです。
VRゲームの開発を解説する書籍は、VR元年と呼ばれた2010年代後半からアップデートされた内容のものがほとんど存在せず、VRそのもののトレンド変遷もあいまって現代のVRゲーム開発を体系的に学べる手段がほとんど失われていました。本書がVR初学者にとって2025年にふさわしいVR開発の入門となれば幸いです。
●著者紹介
渋谷宣亮(しぶやのぶあき)
VRに特化したゲームライター兼ゲーム開発者。2021年よりMyDearestに勤務し,VRアドベンチャーゲーム『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』にゲームデザイナーとして関わる。また2024年には『Crowbar Climber』を開発,ディレクションを担当した。ゲームライターとしてはIGN JAPAN, AUTOMATON, MoguraVRほかゲームメディアにも寄稿している。
中地功貴(なかじこうき)
エンジニア。MyDearest株式会社にて,VRタイトル『ALTDEUS: Beyond Choronos』『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』の開発に携わる。現在はクラスター株式会社にてメタバース開発に携わる。書籍『VRエンジニア養成読本』共著者。日本バーチャルリアリティ学会認定上級VR技術者。
●関連リンク
・「VRならでは」の体験を作る Unity+VRゲーム開発ガイド(技術評論社)
https://gihyo.jp/book/2025/978-4-297-14804-1
・Amazon(書籍版/電子書籍版)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4297148048
・Gihyo Direct(技術評論社直販)
https://direct.gihyo.jp/view/item/000000003714