パルコがパブリッシング事業「PARCO GAMES」を開始、開発者からのパブリッシング相談を受付中

8月19日、株式会社パルコは、ゲームパブリッシング事業の新レーベル「PARCO GAMES」を創設しました。パルコは2023年にゲーム事業に参入し、パルコ実店舗を活用した展示イベントやマーチャンダイジング事業を行ってきましたが、ゲームのパブリッシングに参入し、今冬に3つのタイトルを販売します。
第1弾パブリッシングタイトルは、iGi indie Game incubatorの第1期生である国内RexLaboによる『南極計画』。またドイツのスタジオbtf Gamesが手掛ける『CONSTANCE』『the Berlin Apartment』3タイトルで、2025年冬に発売予定とされています。
いずれもSteamでの発売が先行するとみられ、タイトルによってはNintendo Switch, PS5, Xboxなどの各家庭用ゲーム機でも販売される見通しです。
ゲーム開発者向けにパブリッシングの相談について受付中
パルコは同社のパブリッシング事業について、「開発されたゲーム作品を市場に届けるために流通・マーケティング・開発支援等を担う事業です。「PARCO GAMES」では、クリエイターが秘める想いや作品が持つ特性に向き合った支援を行います。」と説明しています。パブリッシングに関する相談については、公式サイト問い合わせフォームの「ゲーム開発者向け お問い合わせ(作品のパブリッシングお問い合わせなど」から送ることができます。
大型商業施設を展開する「パルコ」から、インディーゲームのパブリッシングを専門とする事業が発足しました。実店舗の強みを活かした展示や告知、コラボレーション、マーチャンダイジングなどに強みが期待できそうです。新たなファン層を開拓したい開発者は、ぜひゲームプロジェクトをもって相談してみてはいかがでしょうか。