トークセッション&ネットワーキング「ゲーム世界展開会議 Vol.2」が8/27開催。『違う冬のぼくら』グローバル展開事例、gamescom最速レポートを予定

ゲームのグローバル展開を身近にすることを目的としたナレッジ共有 & ネットワーキングイベント「ゲーム世界展開会議」の第二回が開催されます。
ゲームクリエイターの海外市場進出のサポートとなるトークセッションや交流会を通じて、世界のゲーム開発界隈の最新トレンドや知見を個人(インディー)、法人問わず日本のゲームクリエイター、関係者に広く共有し、日本のゲームクリエイターのグローバル展開を手助けします。主催は「DMM GAME翻訳」を提供する株式会社Algomatic、株式会社ゲームクリエイターズギルドです。
【イベント概要】
第一部のトークセッションと第二部の交流会&ブース展示の二部構成になっています。
■第一部 トークセッション
毎回テーマを設定し、その領域の有識者やトップリーダーたちをゲストにお招きしてセッションを実施します。
ゲストとの直接の会話の機会もご用意します。
■第二部 交流会&ブース展示
立食形式で登壇者を含めた参加者の皆様で交流をお楽しみいただけます。
またブース展示コーナーではゲームの試遊なども体験いただけます。
セッション情報
セッション①テーマ「『違う冬のぼくら』のグローバルヒット実例と29言語ローカライズの理由」
【トーク内容】
- ローカライズを何カ国やるのかはどう決める?特にコストとのバランスでどのように判断しているのか
- 実際の海外販売比率はどれくらいなのか。何カ国で売れているのか
- タイトルごとのグローバルヒットの予測はどのように判断しているのか
- 漫画や小説の海外展開とゲームの海外展開の違い
- 実はこの国の販売戦略を参考にしています
【登壇ゲスト】片山 裕貴 講談社ゲームラボ 総合チーフ

セッション②テーマ「ゲームズコム最速(?)報告会と海外から見た日本ゲームの見え方」
【トーク内容】
- ゲーム事業立ち上げの1年間世界各国にオフラインで訪問して気付いたこと
- 松竹の考えるパブリッシャーとディベロッパーの良い関係とは
- グローバルでファンをつくるために必要なこととは
- ゲームズコムに行ってきた報告会
- ゲームズコム等の会場からの質問フリー回答
【登壇ゲスト】石毛 宏明 松竹株式会社 ゲーム事業室長

セッション③テーマ「分業から融合へ:翻訳に見るAIとの協業のかたち」
【トーク内容】
- 新しいツールはいつも仕事や役割のあり方を変えてきた
- AIというテクノロジーは翻訳という仕事をどう変えうるか
- ゲーム翻訳という視点から見た分業から融合へのシフトの萌芽
- では人間は何をする?
- 翻訳以外にも適用できる普遍的な要素は?
【登壇ゲスト】矢澤 竜太 株式会社Algomatic 『DMM GAME翻訳』チーフトランスレーター

スポンサーセッション テーマ「ゲームズコム最速(?)報告会と海外から見た日本ゲームの見え方」
【トーク内容】
ゲームの海外展開では、言語を翻訳するのは必須ですが、それ以外でも大切な要素があります。いくつかの要素の紹介をして、スピーチ・グラフィックスの、自動生成フェイシャルアニメーションで解決できる要素について、お話しさせて頂きます。
【登壇ゲスト】スピーチ・グラフィックス 日本担当 エル・エアリー

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イベントの参加対象者
Peatixサイトには、「このような方におすすめ」と紹介されています。
・ゲームグローバル展開における最新の市場情報(HOTな国、最新事例など)を知りたい方
・ローカライズ、現地マーケティングなど海外展開のノウハウを知りたい方
・ゲーム会社のローカライズ担当者やローカライズ支援企業とのつながりを作りたい方
無料イベントではないため(参加費は5,000円)、ゲーム初心者というより、比較的ゲームビジネスにおいて海外展開事業を重視するプロジェクトに向けたイベントとみられます。パブリッシング企業、ならびに現在開発中タイトルの海外展開を重視している企業は参加を検討してみてはいかがでしょうか。