[PR]プレイヤーの感情をゲームに反映できるデバイス+SDKの「OVOMIND」がインディーゲーム開発者支援プログラムを開始、総額100万ドルから開発支援金を提供
スイスと日本に拠点を置く感情AI技術のスタートアップOVOMINDは、インディーから中規模のゲーム開発スタジオを対象とした支援プログラム「Ovomind Founders Program」を開始しました。OVOMINDの技術をゲームに組み込むことで得られる総額100万ドル規模の開発資金提供を通じて、ゲームプレイ・ストーリーテリングでの挑戦を行うゲーム開発者を支援する本プログラムは、特に新しいゲームの表現にチャレンジしたいインディーゲーム開発者にとって良い機会となっています。応募受付は2026年3月31日まです。

「OVOMIND」は、ゲームプレイヤーの感情を解析し、その内容をリアルタイムにゲームに反映することができるソフトウェアとSDKを提供しています。現在は「OVOMIND DK1」というスマートバンド経由で機能を提供していますが、様々な会社から発売されているスマートバンド・スマートウォッチ向けにも搭載可能な技術を持っています。
「プレイヤーの感情をゲームに組み込む」という新しい可能性
「OVOMIND DK1」は、プレイヤーの心拍、皮膚電気反応、皮膚温度といった生体情報をリアルタイムで計測し、「興奮」「ストレス」「落ち着き」といった感情をデータ化し、ゲームに送信できるスマートバンドです。ゲーム開発者はこの数値を使って、プレイヤーの感情状態に応じてゲームの難易度を自動調整したり、ストーリーの展開が変化したり、キャラクターのセリフを変化させるなど、「感情に連動するゲーム体験」が可能になります。例えば、プレイヤーのストレスレベルが上昇していることをOVOMINDが検知すれば、ゲームの難易度を自動的に下げたり、励ましのメッセージを表示したりできます。逆に興奮度が高い場面では、その感情をさらに高めるような敵の出現を行うといった仕組みが構築できます。
インディー開発者には資金、技術、事業パートナー獲得チャンスが提供
日本では昨今さまざまなコンテストや支援プログラムが実施されていますが、OVOMIND Founders Programは、彼らの技術を組み込んでゲームに実装することが必要です。そのため、まずは開発者が現在作っているゲームがOVOMINDの強みとうまくフィットするかどうかが重要です。ホラーゲームやアクションゲームは分かりやすく使えそうですが、長時間のプレイを必要とするRPGやアドベンチャーゲームは、ゲームの中の特別な1パートとして用意するなどが考えられます。
開発支援金については、「総額」100万ドルからの拠出となるため、100万ドルのなかから1プロジェクトに支払われる金額が決まります。チームやゲームの規模感、ゲームのポテンシャルやOVOMINDとのシナジーによって変化するため、より詳細な金額感が知りたい場合はお問い合わせください。
また資金のみならず、ゲームが日本国内外のイベントで展示されるチャンスを得ることができます。OVOMINDは今後東京ゲームショウ(TGS)、GDC、Gamescomなどの主要な国際ゲームイベントに出展を予定していますが、そのブース内での採用タイトルとして、作品展示機会が提供されます。インディー開発者が単独でこれらのイベントに出展することは費用と手続きの面で大きな障壁がありますが、本プログラムを通じて負担が少なくゲームの知名度向上とパブリッシャーなどとの事業機会を得ることができます。
以下、公式サイトより。
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Ovomind Founderになって、100万ドル規模のファンドによる個別支援、専属メンタリング、パブリケーションパートナーシップを獲得しましょう。
注:応募には、アカウント作成、Ovomindダッシュボード経由でのゲーム提出およびフォーム送信、ならびに利用規約への署名 (opt-in)が必須となります。
Ovomind Founders Program シーズン1とは?
ゲームプレイ、ストーリーテリング、感情AIの革新に取り組み選抜されたゲームスタジオへの包括的な支援プログラムです。
総額:
$1,000,000 USDの支援
支援の種類:
- 戦略的資金調達(現金または開発サービス)
- パブリッシャーの直接的な紹介
- ゲーム業界の世界的なベテランからの指導
- Ovomind DK1による感情ゲームプレイ技術の統合
- TGS、GDC、Gamescomなどのイベントでのショーケースへのアクセス
- ゲームアセット制作プロバイダーの紹介(作曲家、開発者など)
- ゲームアセット制作プロバイダーの紹介(作曲家、開発者など)
何が特別なのか?
- コレは単なる資金援助ではありません。”Movement”なのです。感情駆動のゲーム体験の新時代を築く、第一世代のOvomind Foundersとなるスタジオの創出を目指しています。
- パブリッシュパイプラインの提供。日本、米国、ヨーロッパの信頼できるパブリッシャーやスカウトのネットワークにアクセスできます。
- Sony、任天堂、Ubisoftの出身者や新進気鋭のインディーゲーム開発者による実践的なAAA級の指導。
- 最先端技術へのアクセス。世界に先駆けてOvomind DK1と感情AI SDKを利用可能。
対象となるスタジオ
- 新しいメカニクス、AI、ストーリーテリング技術を推進するインディースタジオや中規模スタジオ
- 感情駆動体験に興味のある開発者
- PC、コンソール、クラウドファーストのローンチを準備しているチーム
- 感情駆動ゲーム体験のパイオニアを目指す、勇敢なクリエイター
海外企業のコンテストですが、OVOMINDは東京にアンテナオフィスを持ち、日本語ができるスタッフも在籍しています。日本からの申し込みと利用についても歓迎しています。ゲームに新しい仕組みを導入したい開発者は、ぜひ申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。






