VRゲーム利用に特化したフォントパック「mojimo-VR」と「mojimo-fude」紹介
VRゲーム利用に特化したフォントパック「mojimo-VR」と「mojimo-fude」がリリースされました。近年のビデオゲームにて利用されたこれらのフォントには、どのような特徴があるかを今回は紹介しましょう。
VRやアニメーションの人気作品に使われてきたフォントが使える
mojimo-VRは、『初音ミク VRフューチャーライブ』や『サマーレッスン』などPSVRタイトルに使用されたフォント。公式サイトによれば、「VR/AR空間に適していると評判のフォント」のため、このたびパッケージング化したと説明しています。
mojimo-VRでは10書体を用意。年間定額制(※1PC/1ライセンス)で自由な利用が可能。1年間で4,800円(税別)とリーズナブルな価格設定となっています。
ゲームのシステムとしてフォント自体を同梱できる、ゲームに使いやすいライセンスを特徴としています。本フォントはVRゲームのみに利用許可が為されたものではなく、通常のビデオゲームにも利用できます。
続いてmojimo-fudeは、昭和書体の毛筆フォントの魅力を押し出したフォントパックとしてリリースされています。
主に漫画やアニメ、動画制作に利用されることを想定したフォントであり、視覚的に強く印象付けるデザインを作りたい時に役立つでしょう。ライセンスページではビデオゲームでの使用も許可されているため、ゲームプレイに力強い演出が欲しいときに役立ちます。こちらも同じく年間定額制であり、価格は1年で4,000円となっています。
mojimoシリーズは2018年にもインディーゲーム向けフォントサービス「mojimo-game」をリリースしています。今回の新作フォント発表では、さらにビデオゲーム開発は活況となるでしょう。
ただ1点注意があります。その他のmojimoシリーズはゲーム非対応なので、今回、弊誌が紹介した以外のフォントを購入するときは、ゲームへの利用が可能なのか規約をチェックしてください。