世界最大のインディーゲームコミュニティ「The MIX」が10周年記念のショーケースを3月開催を発表。参加は審査・出展料あり
世界最大のインディーゲームコミュニティ「The MIX」が、コミュニティ立ち上げから10周年を記念したショーケースの開催を発表しました。イベントはオンラインで、3月19日~21日の開催を予定。Steamにてイベントページの開設も行われるとのことです。
「The MIX」とはThe Media Indie Exchangeの頭文字を取ったインディーゲームコミュニティ。コミュニティには開発者だけではなく、プレスやゲーム業界関係者も関わるかたちのため、開発したタイトルを広める体制が整っていることが特徴です。
ショーケースの参加について
今回のショーケースの参加申し込み締め切りは2月11日まで。応募したすべてのタイトルが参加できるわけではなく、運営が審査するかたちです。2月中旬頃に運営から参加できるかどうかの通知が行われる予定です。
応募ではタイトルと概要の他にも、任意の記入欄がいくつか用意されています。公式ウェブサイトやYoutubeにアップした公式トレーラーのほか、ゲームプレイ映像やコンセプトアートなどの素材などまとまったものがあれば、運営側が審査するときにも採用されやすいかもしれません。
正式に参加が決定すると、出展料として500ドル(日本円にして約5万円)が必要になるとのことです。少々大きめな印象がありますが、イベント中ではSteamにてタイトルを広めたり、ウィッシュリスト登録を増やしたりするチャンスが増えると言えるでしょう。
そうした効果に注目すると、来月開催される「Steam Next Fest」に似た印象があるかもしれません。ですが、あちらは「2022年内の発売が確定しており、かつデモ版の用意」など、開発の進捗がほぼ発売する準備のみという厳しい条件はあります。
対して「The MIX」では(審査に通るかは別として)参加条件はゆるいです。新規タイトルの開発がスタートし、まずゲーマーに作品の存在を知ってもらい、開発の進捗なども追ってほしいという宣伝を考えた参加なども可能。若干、コストがかかるイベントになりますが、自作を広める戦略に合致している方は参加はいかがでしょうか。