「Taipei Game Show 2023」がインディー作品の出展募集を開始
[UPDATE 2022/10/13]
主催者からの連絡により、今年はインディー向けの無償の枠がなくなり、通常出展料USD$2,200が支払金額である旨を確認いたしました。下記、修正しております。
Taipei Game Show 2023が来年2月2日~5日の開催に向け、ゲームの募集を開始しています。
Taipei Game Show 2023で魅力的なのは、応募で問題がなかった場合は出展料と宿泊費をイベント側が負担してくれることでしょう。
ただし、まったく初期コストがかからないわけではなく、出展費用2,200ドルのほか、選考通過後に保証金として400ドルを一度預ける必要があります。このお金は会期終了時に現地通貨の現金で返還されるため、地域振興も含めた優れた施策といえるでしょう。また、出展スペースの大きさによって保証金は増減されます。通常出展の際は2,200ドルとなります。
保証金 USD$400 出展期間に違反などがなかった場合、会期終了後に保証金を無利息で返金します
https://tgs.tca.org.tw/method_j.php
ただし、ホテルは会場指定のもので、1人参加の場合は1室を2チームで共同利用することになりますので、ソロで申し込む場合は友達の開発者と同時に申し込みながら、同じ部屋にしてもらえるように連絡すると良いでしょう。
世界中からインディー開発者を誘致
ホテル提供も受けられるというサービスは、開発者にとって非常にうれしい施策です。イベントは台北市コンピュータ協会が主催しています。海外からのインディーゲームを誘致し、クリエイター側の出展料と宿泊費を負担してくれる仕組みとなっています。
弊誌としても、Taipei Game Show は初めての海外展示会におすすめです。出展費用を抑えられるほか、台湾は日本から距離も近く、エンタメコンテンツに対する文化的な差異も小さいためです。
ただし、コロナ禍における隔離対応や入出国に関する必要手続き、ならびに最近の世界情勢の変化も念頭に置かなくてはなりません。自分のゲームの展開予定と照らし合わせながら、出展を検討するのがよいでしょう。
締切日程は今のところ公開されていませんが、予定数に達すると募集を終了するとのことです。