文化庁が「海賊版対策情報ポータルサイト」の無料相談窓口を公開、個人開発ゲームも対象

文化庁が、海賊版などの被害について弁護士と相談できる窓口を「インターネット上の海賊版による著作権侵害対策情報ポータルサイト」上にて開設しました。個人や小規模のゲーム開発者も利用できます。

日本の権利者は、例えば米国の権利者と比較して権利行使をしない傾向にあり、結果的に海賊版の被害を拡大させているという指摘もあります。そこで、本ポータルサイトにおいては、権利者が海賊版への対応を行う上での必要なノウハウ等を集約しておりますので、是非ご活用ください。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/kaizoku/index.html

新聞報道によると、本施策は個人や中小企業など、これまで海外からの海賊版対策に弱かったコンテンツ制作者に対して削除要請や法的措置に関する助言を無償で行うのことです。

ポータルサイトにはゲームコントローラーの図案はバナーに描かれているものの、文言では「音楽・アニメ・映画・マンガ等」とありゲームの言葉は本サイト上にありませんでした。そのため、弊社から問い合わせを行ったところ担当者から「相談の対象ですが、コンテンツに特段縛りは設けておりませんので、ゲーム作品も含まれます。」と回答をいただいております。個人や小規模のゲーム開発者もすぐに利用できます。

インディーゲームの開発においては、ゲームのリリース直後に海賊版が出回ることは珍しくありません。被害が大きいと感じた場合は、ぜひ窓口を利用してみてはいかがでしょうか。

ポータルサイトはこちら

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