「文化芸術活動の継続支援事業」第4次申し込みは11月25日から12月11日まで。インディークリエイターも申し込みが可能。
文化庁が、文化芸術活動の継続支援事業の第4次募集を公式サイトにて発表しています。
この事業は、新型コロナウィルスの蔓延によって文化芸術関係の仕事を行う人間が活動できなくなってしまったところを一定の経費を支援するものです。約500億円の予算が設けられ、フリーランスのひとりあたり約20万円、補助の形態によって、最大で150万円の支援を受けることができます。
ビデオゲームクリエイターの場合はどのような対象になるか
あらためて、インディークリエイターは本事業において支援の対象になるかを確認しましょう。
支援の対象は主に、演劇やライブのように現場で上演するジャンルが強調されていますが、「コンピューターその他の電子機器を利用した芸術」も入っています。そのため、ビデオゲームも本事業の支援に該当すると言えるでしょう。前回、弊誌で本事業を特集したときには、すでに同人ゲームのクリエイターが支援を受けた報告を紹介しています。
予算を下回ると見られる申請状況。インディークリエイターもぜひ申請を。
継続支援事業はこれまでに、3次募集までかけられていました。しかしその時点で、申請された件数から推測される支援額が、予算の500憶円を大きく下回っている状況も伝えられています。
いまだに支援が必要なクリエイターに補助が伝わっていないこともあり、今回、第4次募集が行われた模様です。インディークリエイターの多くは今年、さまざまなイベントが新型コロナによって中止に追い込まれた事情もあり、ビジネスを展開する機会を奪われています。なので、今回の事業を申請する根拠は十分だといえるでしょう。