『実践ゲームUIデザイン コンセプト策定から実装のコツまで』が6/22に発売決定。様々なプラットフォームのUIを実装してきた著者による説得力が光る一冊。
ゲームでプレイヤーを遊びやすく誘導するために、優れたUIは重要です。そんなゲーム中のUI作りを詳しく解説する書籍『実践ゲームUIデザイン コンセプト策定から実装のコツまで』が、6月22日に翔泳社より発売されます。
全7章にまとめられたUI開発メソッド
本書はタイトル通りゲームUIを作成する上での具体的なプロセスについて、全7章にてまとめられています。
各章ではUIコンセプトをどのように決めるかということから、プロトタイプをどう作成するかのほか、実際のデザイン手法や実装時のコツ、業務としてUIデザインを行う際のテクニックが解説されています。
著者のゲーム開発現場の経験による説得力
著者の太田垣沙也子氏はバンダイナムコオンラインに所属し、これまでも数多くのプラットフォームにてゲームUIをデザインしてきた経験から本書を執筆しています。
太田垣氏の実績はそうそうたるもので、コンシューマーやスマートフォンはもちろん、アーケードやPC向けゲームと考えうるすべてのプラットフォームでUI デザインを行っています。CGWORLD.JPなどで詳しい実績がインタビューされています。
本書が書かれた背景に「ゲームUIはターゲットやゲームジャンルによって開発の方向性が大きく異なり、ワークフローの体系化が難しい職種」とあり、「現場の『生の声』から生まれました」といいます。
簡単に考えてもプラットフォームがひとつ違えばインタラクションもビジネスモデルも大きく異なり、UIのデザインが変わってくるのはわかるため、全プラットフォームでの開発経験を持つ太田垣氏の意見は説得力が高いでしょう。
もちろん自主制作ゲームにおいても重要なゲームUI。より遊びやすいゲーム作りを考えている方は手に取ってみてはいかがでしょうか。