Unreal Engine利用者向け「商用ゲーム開発のためのガイドライン」
Unreal Engineは、UE5がリリースされたあとも従来と変わらず無料で使い始めることが可能です。ゲームを商用リリースする場合のみ、ロイヤリティが発生します。費用は、収入が100万$を超えた場合に限り、5%のロイヤリティとなっています。
かなりの範囲を無償で使えますが、ゲームがヒットしたときに備えて、ロイヤリティの支払いについて頭に入れておきましょう。Epic Gamesは、商用ゲームのリリースに関わるルールをまとめた「Unreal Engine 商用ゲーム開発のためのガイドライン」を公開しています。
Unreal Engine 商用ゲーム開発のためのガイドライン
商用としてリリースされたゲームは、パブリッシャーや開発者の所在や対応プラットフォーム、アプリ内課金の有無などの情報をフォームにて入力・登録する必要があります。その後も4半期ごとに、ゲームによる収入の情報を提出していくことになります。
また、商標ライセンス契約フォームを提出すれば、ゲームの起動時やトレイラーなどの宣材にアンリアルエンジンのロゴを表示することができます。表示形式をカスタムしたものも、フォーム提出の上で承認を得れば使用可能とのこと。
Unreal Engine のブランディング ガイドラインおよび商標の使用について
他にも、ガイドラインには著作権の帰属表記(クレジット)やEULAの明示などの必要情報が分かりやすくまとめられています。
いずれもさくっと目を通せる情報ですので、Unreal Engineでゲームを開発している方は一度確認し、自分のゲームと照らし合わせておくことをおすすめします。